タイの学校では毎年1月にオープンハウスという日本の文化祭のようなイベントがあります。在校生にとってのイベントであると同時に、来年度入学する小学生が学校でどんなことをするのかを見学する場でもあります。
日本語科での活動全般を知ってもらうための場でもあり、今年度の活動実績や生徒の作品なども展示しました。
今回日本語科では、折り紙、書道、浴衣の着付けを体験するブースとたこ焼きの屋台を設け、学内外の人に日本文化の体験をしてもらいました。
M4(高校1年生)の生徒が中心になって催した折紙と書道のブースでは、在校生のほか小学生にも体験してもらうことができました。
折紙や書道は日本人でも得手不得手があるものですが、とても楽しそうに体験してくれたのが印象的でした。是非入学後は日本語を選択・専攻してくれたら嬉しいです。
浴衣の着付けはM6(高校3年生)の生徒が担当しました。
時間の都合上、来校した小学生に体験してもらうことは難しかったのですが、普段日本語を勉強していない他専攻の生徒に着てもらうことができました。
浴衣を選ぶだけでも賑やかに黄色い声があがる感じは、用意した側としてもとても嬉しく感じました。
また、生徒だけではなく、日本語科以外の先生にも浴衣を楽しんでもらえました。
生徒だけでなく、他の科の先生方にも日本のものを興味深く感じてもらえたのは日本語パートナーズ(NP)としても何よりでした。
たこ焼きの屋台は別会場で、M5(高校2年生)とM6の生徒が中心になって行いました。
文化紹介として事前に練習した甲斐があり、どれも美味しく召し上がって頂けたようです。
NPである私自身は浴衣の着付けを手伝った都合上、他のブースを見学することは残念ながら難しかったのですが、学内外の多くの人に日本文化の一端に触れてもらうことができ、とても有意義な時間でした。