日本語パートナーズの活動は、派遣校だけにとどまりません。日本語パートナーズが派遣されていない高校や、小中学校、孤児院や地域のイベントにも参加できます。今回は、インドネシア大学日本語学科の課外活動に協力させて頂きました。
インドネシア大学は、国内でも有名な大学です。大学の敷地はとても広く、専用バスが走り、「インドネシア大学駅」もあります。日本人留学生もたくさんいるそうです。私たち日本語パートナーズは、学生さんたちの日本語力の向上や、より日本を好きになってもらうためのお手伝いをさせて頂くことになりました。
派遣高校での活動が終わると、すぐにインドネシア大学へ向かいました。優秀な大学生たちに会えるのがとても楽しみでした。活動部屋は、靴を脱いでリラックスできる環境で、さらに和紙を使った照明が日本学科を意識させてくれます。学生さんたちは、私たちをすぐに受け入れてくれ、開始時間前から会話が弾みました。
まずは私たちの自己紹介からスタートです。日本語を選択している学生だけあって、みんな真剣に聞いてくれます。毎日の元気な高校生とは違い、こちらの調子が狂ってしまいます。次に大学生の番です。日本語を学ぶ理由は「日本とインドネシアの懸け橋になる仕事がしたい」「日本で働いて貧しい家族を助けたい」「漢字が好き」「特撮マニア」などさまざまでした。大学一年生でも日常会話レベルなら可能な学生ばかりで驚きました。もちろん英語もできます。
日本語だけを話すという設定の中、リスニングタイムやトーキングタイムを設け、学生さんとたくさんコミュニケーションをとりました。
多くの国がある中で、優秀な学生さんたちが日本を選んでくれたのは、本当にうれしいです。これからも私たちは日本のファンを増やし、彼らをサポートしていきたいと強く思わせてくれた時間でした。