最後の投稿になりますが、今回は10か月間お世話になったノンタブリーについて紹介しようと思います。ノンタブリーはバンコクの隣で、中心部まで1時間程度で出られるタイ中部の県です。
ノンタブリーは他県と同様に仏教徒が多いところで、学校のすぐ横にも同名のお寺があります。
サーンプラプームという土地神を祀る祠も多くあり、周辺では顔が4つあるブラフマー(梵天)を祀ったものが多いです。
少数民族もいて、川に囲まれて島になっているKoKret(クレット島)はモン族の村です。この地にだけある土を使用して作られる素焼きが有名です。
イスラームの方も多く、また、カウンターパートの先生のお1人がイスラームということもあり、イスラーム学校での行事にも参加させて頂きました。
県内にはチャオプラヤー川が通り、学校のすぐ裏にも船着場があります。
バスで10分程行ったところには大きな船着場があり、バンコク市内へ船で行くこともできます。
周辺は市場があり賑やかで、映画館などもあります。
ノンタブリー船着場のシンボルは時計台で、重犯罪者が収容される刑務所もあります。
あまり知られていませんが、昨年日本で死刑執行のニュースが話題になった少し後に、タイでも死刑が執行されました。
ノンタブリーは生活するのにとても便利なところですが、バンコク中心部とは違い郊外の静けさが残るとても過ごしやすいところです。近隣の方も顔馴染みになると気安く声をかけてくださり、10か月間本当に楽しく過ごすことができました。バンコク郊外ということもあり、残念ながら最近は空気が悪いですが、充実した活動ができたのは、この土地のおかげだと思います。本当にどうもありがとうございました。