ようやくベトナムのテト(旧正月)ムードが抜けてきた3月。浴衣の文化紹介ラッシュがやってきました。それはある日の朝、ベトナム人のカウンターパートの先生(以下、CP)と日本語パートナーズの私(以下、NP)の何気ない会話をきっかけに。
~ ある日の先生との会話 ~
CP「先生、今日の午後は9年生のクラスで文化紹介をやってもいいですよ」
NP「え、今日ですか……?でも9年生はもうすぐ卒業ですから、教科書を進めないといけませんよね?」
CP「はい。でも9年生は早く進んでいますから、なんでも大丈夫。」
NP「なんでも……?!(驚)」
CP「先生は何がしたいですか?」
NP「そうですね~(唐突過ぎて回答に少し困りながら……笑)今日すぐにはできませんが、浴衣はどうですか?先月他のNPがいる学校でやってみて、とても盛り上がりましたよ。」
CP「浴衣、良いと思いますよ。じゃあ、今月やりましょう。」
NP「いいですね。やりましょう!」
~ 浴衣の文化紹介の流れ ~
1.事前準備
前日。休み時間に各クラスの代表者に集まってもらい、女子生徒のみ事前に着付けの仕方をレクチャー。CPの先生も含め、当日積極的に他の生徒たちに教えてもらうためです。
2.実践
当日、男子生徒の着付けは助っ人の男性のNPにお任せ。女子生徒の着付けは前日にレクチャーを受けた生徒たちを中心に、二人一組で着付けをし合う形で実施。
3.写真撮影
着付けが終わった人から次から次へと撮影タイム!初めて浴衣を来た生徒がほとんどだったので、みんな大興奮!いろんなところでポーズをとって大撮影会!
4.片付け
写真撮影を強制終了させ、バタバタと片付け。全部の浴衣をきれいに畳んで……とまではいきませんでしたが、なんとか時間内に終了!
突然やってきた怒涛の浴衣ラッシュは中々大変でしたが、先生とも生徒とも、みんなで協力し合って思いっきり楽しむことができました!どこの国へ行っても、大人も子どもも楽しめちゃう、日本の浴衣。私自身も浴衣の魅力を再認識できた文化紹介でした。