今回は私の派遣先である教育省ブルネイ技術教育インスティテュート生涯学習教育課(IBTE-CET)での日本語クラスの様子を紹介します。
IBTE-CETでは3か月間の短期語学コースを提供しており、日本語のクラスは初級レベル1と初級レベル2が行われています。生徒は学生から社会人まで幅広く学習目的も様々ですが、「アニメや漫画が好きだから」、「日本に旅行に行きたいから」という理由が特に多いです。
1.初級レベル1
初級レベル1は火曜日と水曜日の週2回あり、クラウディア先生が担当をしています。授業では、先週ようやく「ひらがな」と「カタカナ」を制覇しました!みなさんおめでとう、時と共に忘れていかないようにね!
また、それと並行して行われていた会話練習では、数字や時間の言い方や基本的な文型を習得。ペアワークやゲームなどを通して懸命にアウトプットしている姿は、心から応援したくなります……!
2.初級レベル2
月曜日と水曜日の初級レベル2を担当するスフィ先生の授業では、形容詞の勉強をしました。新たに80個以上の形容詞を覚えなくてはならず、生徒たちも一苦労の様子です。
会話の練習では、新しく覚えた形容詞を使って自分はどんな人かを発表してもらいました。
すると、クラスの最年少タイ記録保持者である17歳の男子生徒が、
「私は背が低くて、頼もしくない人です……。」と
ちょっ、もっと自信持って~~!笑
少し静かですが、とても真面目で優しい人なんですよ!
外国語の勉強は新しい価値観に出会い、新しい自分を発見できるいい機会だと思います。今後も日本語や日本の文化を学んでいく中で心の変化や成長に気付けると、もっと世界が広がり、楽しくなっていくのではないでしょうか。
とはいえ、現在開講されている2つのコースもあと1か月ほどでゴールを迎えます。あともう一息、みんなで頑張りましょう!