この1ヶ月間、ずっと楽しみにしていた活動があります。
それは……「おにぎり作り」です!
放課後の日本語コーナーで11グループ、2年3組のクラス活動時間、計12回のおにぎり作りを通した文化交流を行いました。
実は台湾にも「おにぎり」(中国語では「飯糰」)文化がありますが、伝統的な台湾式のおにぎりはもち米を使い、形は長い筒状です。具には肉の田麩を入れたり、揚げパンを入れたりします。もちもちしていて、一つでかなりお腹いっぱいになります。日本のような三角おにぎりを見かけることは少なく、日本人がよく使うふりかけも、台湾人には馴染みがありません。そこで、台湾の高校生に日本式の三角おにぎりを作って味わってもらおうと思い企画しました。
特に、2年3組クラス全体で行ったおにぎり作りはとても思い出に残る授業になりました。日本語を選択していない生徒にも日本文化に触れる機会を持たせたいという担任の先生のアイディアで実現した2時間の交流授業。前半は日本の食文化紹介、後半はおにぎり作りの実践で、最後まで生徒たちが積極的に授業に参加してくれてとても嬉しかったです。質問や発言も多くて、さすが、花蓮高校の元気な生徒たち!!
私が教室に来るからと言って、授業の前に皆が必死に掃除をしてくれていたのにはびっくりしました(笑)。
「食べること」に関わる活動は私にとってだけではなく、生徒たちにもとても人気があり、みんなの笑顔をたくさん見ることができる時間です。自然と生徒と交わす会話も増えます。次は何をみんなと一緒に作ろうかな?