ラオスのお正月、ピーマイラオが始まります。別名、水かけ祭りとしても有名です。水をかけるのは、昨年の悪い気を落とし、新年の幸運を呼ぶ為のようです。今年は4月14日~16日で、その期間は学校もお休みになります。
そして学校でも生徒たちがピーマイの儀式を行ってくれました。
最初は、まさかのサプライズから始まりました。授業が終わると、代表の生徒が出てきて、「先生、ソクディーピーマイ(良いお年を)。私達にとって学校は、第2の家、先生は第2の母です。なぎさも母です。いつもありがとう」とフルーツの入ったバスケットを私にくれました。そんなこと言われたら、思わず泣きそうになってしまいます。また、ラオスの人にとって先生は大切な存在であるのが良くわかりました。
このバスケットは、いつもイベント時に先生がもらう物で、見ていると担任の先生や、ベテランの先生に渡しているイメージだったので、自分が貰えるなんて上手くリアクションが取れない位、嬉し過ぎました。
また、その他のクラスもピーマイの儀式を行ってくれました。
儀式を2回行ってくれたクラスや、個人的に儀式を行ってくれた子達もいました。生徒達のお蔭で、幸せな年明けの始まりを感じます。ラオスに来てから、全ての瞬間を記憶できる能力があれば良いのに、と何度も思うくらい素敵な瞬間が沢山あります。帰国が迫る中、すでに今から生徒達と離れるのが怖いです。
そして、ピーマイが始まり、先生達とお寺周りをしました。とても写真を撮れるような状況ではなく、水風船を投げられたり、ホースで水をかけられたりと、もはや戦いだと感じるくらい、街中は激しかったです。
お寺では仏像に水をかけます。