新竹の特産はビーフンです。ビーフンはまず米の粉を団子状にして蒸します。これを麺状にして乾燥させますが、この段階で「風の街」と呼ばれる新竹の強い風が活躍します。町では薄味スープの米粉麺やこれにタロイモを入れたもの、ニンニク味を効かせた炒めビーフンなどが見られます。
台湾で生活するなら、朝ごはん屋さんのような地元の人が行く店に行けたら一人前です。しかし、私にとっては言葉の壁が大きく気後れしてしまい、しばらくの間の難題でした。知り合いが「安いしおいしいし、まだならぜひ!」ということで連れて行ってくれました。観光で訪れる有名どころの小籠包はもちろんおいしいですが、小さな店もコスパと味で負けていません。この雰囲気を経験してからは敷居が少し低くなり、早めのお昼などで立ち寄れるようになりました。割とよく食べるのが小麦粉と卵焼きに好みの具を入れて巻いて焼いた蛋餅です。ほかにもパイのような焼餅や、いろんな具が入ったおにぎりやサンドウイッチです。これとセットで豆乳を買っています。
それから臭豆腐についてです。匂いは独特ですが、食べられないこともなく日本の厚揚げの煮物のような感じで食べました。コラーゲン豊富と言われる鶏の足(手?)、豚の皮部分など、躊躇しそうな食べ物もせっかくの機会なのでチャレンジ!結果はまあまあOKでした。
最後に大好きな台湾の果物です。サクサクとした食感の蓮霧(れんぶ)や棗(なつめ)は初めてですが気に入りました。そしてこれからが季節のマンゴーなど、たくさん食べたいと思います。どこにいても食べることは楽しみで、元気が出ます。また食べることをきっかけとして現地にも溶け込めるように感じています。