Xin chào!(こんにちは)ベトナム・ハノイ派遣の後藤です。
この記事を書いている今、ちょうど学校が終わる頃で、生徒と最後のお別れをしており、寂しさを感じる日々です。
そんな今回は、春頃に行われた2つのイベントについて紹介します。
1つ目は、私の担当校であるトホアン中学校で行われた「日越春祭り」。
全校生徒を対象に、日本文化とベトナム文化の文化交流・理解を目的とし、開催されました。互いの伝統的な服装(日本:浴衣、ベトナム:アオザイ)を着てファッションショーをしたり、ベトナム音楽での踊りを披露したり、書道コンテストを行ったりと内容満点のイベントとなりました。
2つ目は、バーディン区で行われた「日本文化フェスティバル」。
こちらはバーディン区の日本語を教えている学校が対象で、私のもう1つの担当校である実験中学校の生徒が参加しました。
ステージでは、各学校の生徒がよさこいや日本の歌を披露。実験中学校の生徒は、「365日の紙飛行機」を披露しました。
その他会場には各学校が担当する、日本文化体験ブースがありました。実験中学校の担当は「書道」。私はそこで書道を体験したい生徒に、案内をしました。
実はバーディン区でNP(日本語パートナーズ)が派遣されているのは、実験中学校のみ。そのため、普段関わることのない他の学校の日本語を学ぶ中学生と触れ合うことは、とても新鮮でした。一生懸命日本語で話しかけてくれたり、上手く話せないけど書道の体験を楽しんでくれたり。他にも日本語を習っていないけど、日本文化に興味をもって遊びに来てくれたり。日本人として、とても嬉しく楽しい時間となりました。また、案内に困っていると、実験中学校の生徒が助けてくれ、とても心強かったです。
このようなイベントを通して、私自身の成長にもつながり、日本について学べる良い機会となりました。小さなことでもいいので、日本に少しでも興味をもつ人が増えたら嬉しいなと思いました。