はじめまして。スリン県に派遣されている若林光虎と申します。日本語パートナーズ(NP)としての活動が始まり、あっという間に1か月が過ぎました。現地日本語教師のフェーン先生をはじめ、多くの先生方やかわいい生徒に囲まれ、元気に暮らしています。
今回は私の派遣地を紹介します。
ブアチェートは、スリン市内から車で1時間、カンボジアの国境から30㎞の小さな町です。派遣校のブアチェートウィッタヤーは全校生徒1600人ほどで、NPは3期目です。前任者の方々のおかげで、町の人や先生たちも日本人に慣れており、「おはようございます!」と元気に挨拶してくれる生徒も多いです。
先生や生徒はタイ語だけでなく、ラオス語やカンボジア語、そしてスワイ語という土着の言語を話します。生徒から教わる言葉が、実はタイ語ではないということも、よくあります。多言語に囲まれ、刺激的な日々です。
イサーン(東北)地方の食文化もとても面白いです。ソムタムやガイヤーンはもちろん、日本ではなかなか食べることができないものもあります。例を挙げると、コオロギや、アリの卵、小さなカエル(まだトライできてません)など、ここに来てから食の世界が広がりました。
さて、スリン県と言えば象。毎年11月にはタイ3大祭りのひとつである象祭りがスリン市内で行われ、全国各地から観光客が集まります。
タイでは古くから、象と人が家族のように暮らしており、象はタイの国獣でもあります。
先日、そんなスリン県で有名な象の村に連れて行ってもらいました。そこには、日本の動物園では、まったく想像がつかない動きをする象の姿がありました。象たちはフラフープを回し、ダンス、バスケ、サッカー、絵までかけちゃいます。私は、象の鼻のマッサージを体験してきました。
これからの活動期間、日本のファンを一人でも増やし、生徒の心に残るような日本人を目指します。そして、私もタイの文化をもっと学んで参りたいと思います。