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お別れはあっさりと。再会を信じて。

日本語パートナーズの赴任地との別れには、様々な形があると思います。私の赴任地との別れを一言で表すと「あっさり」です。

活動最終日は金曜日でした。その日は小学生が学校見学に来るため、文化祭のようなイベントがありました。前日から先生、生徒たちは準備で大忙し。私も最終日だということを忘れて、いつも通りイベントで働き片付けも行いました。片付けが終わると、生徒たちはすでに帰ってしまっており、最後のあいさつをする間もなく、10か月の活動に幕を閉じてしまいました笑。

派遣先校のイベントの写真
ながしそうめんです。竹の代わりにプラスチックダンボールを組み合わせて代用しました。
派遣先校のイベントの写真
こちらは折り紙で手裏剣を作り、段ボールで的を作り、手裏剣ゲームをしました。小学生に人気でした。

しかし、事前に各クラス最後の授業で、生徒たちが私に向けて素敵なカードを作ってくれていました。だから私も一人ひとり思いを込めて、メッセージを書くことに決めました。そのため、活動を終えて赴任地での最後の土日は、生徒へのメッセージ作成で寝る間もないほど大忙しでした。直接渡すことはできませんでしたが、あとで受け取ってくれた様子を見ると喜んでくれたようです。

手作りカードの写真1
生徒からのカード。シールやマスキングテープを使って飾り付けしました。
手作りカードの写真2
表には名前、裏には私へのメッセージを書いてもらいました。宝物です。
生徒との記念写真
書いた後は、各クラス全員と写真撮影。こうすればずっと覚えていられますね。
カードを持った生徒たちの写真
生徒たちとの集合写真
高校1年生の日本語専攻クラス。副担任として最も深く関わりました。

学校の外では、町の人々のおかげで楽しい生活を送れました。いつも行く屋台や市場のお母さんたちの底抜けの明るさに、最初はびっくりしましたが、外国人である僕を温かく見守ってくれました。タイに来て、一人で生活していても寂しい思いは一度も感じなかったのは、町の人々のおかげです。私を通して日本のことが彼らの心にも残ってくれたなら本望です。

記念写真
市場のお母さんたちと最後に記念撮影。とっても明るくてエネルギッシュです。
記念写真
通りかかった学校の先生たちと。
記念写真
いつも行くカフェのベンさんとそのご友人たち。
記念写真
文房具屋のムムさん。このお店でたくさんお買い物しました。

思い返してみると、今回の別れには、生徒や先生方、私も含めて誰の目にも涙はありませんでした。その理由は、「またすぐ会える」という思いがみんなにあるからだと思います。前任者の方もたびたびタイを訪れていることから、生徒たちも私との再会を信じているのだと思います。私は「いつでも会える日本人」として、生徒の心に残り続けていけたらいいなと願っています。

タイで過ごした10か月間は、まるで夢の中にいたように楽しくて充実した毎日でした。このような貴重な経験ができたこと、出会ったすべての人々に感謝を伝えたいです。ありがとうございました。

お別れの集合写真
空港まで見送っていただきました。また会う日まで!
Writer
タイ スリン
若林 光虎さん

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