海外で生活していて、気をつけていても、日本で経験したことがない症状等、体調不良に悩まされることがあります。「体調管理も仕事のうち」と言われる日本で、情けないと思われるかもしれませんが、今回は、派遣中、病院にお世話になって、経験したこと、感じたことを書きたいと思います。
赴任早々、右足の小指を骨折しました。ブンタウの国際病院では外科医が不在のため、ホーチミンの国際病院を紹介してくれました。外科医はベトナム人の先生で、通訳は日本人の方です。初めて海外で怪我をして国際病院に来て、不安でいっぱいでしたが、ベトナム人の外科医と日本人の通訳の方のおかげで、骨折した骨を矯正して、無事に完治することができました。
骨折が治ったころ、今度は右目が出目金のように腫れ始めます。なかなか治らないため、ホーチミンの国際病院で診てもらいました。眼科医は、曜日によって変わるため、外国人の先生やベトナム人の先生のこともありましたが、通訳はベトナム人の方でした。医療用語は、日常会話になかなか出てこないため、まったくわからず、通訳さんがいて本当に助かりました。
病院で、実際に習得した日本語を使って、自国で活躍するベトナム人の方に会ったり、日本人と一緒に働いているベトナム人の医師の方等に会って、自身の日本語パートナーズの活動が、ベトナムの方にとって、日本人や日本文化において、少しでも身近なものになって、生徒たちの次につながるものになれば良いなと改めて感じました。将来、日本に関わるような仕事につく生徒がいるかもしれません。生徒たちの将来が楽しみです。