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病院にお世話になって経験したこと

海外で生活していて、気をつけていても、日本で経験したことがない症状等、体調不良に悩まされることがあります。「体調管理も仕事のうち」と言われる日本で、情けないと思われるかもしれませんが、今回は、派遣中、病院にお世話になって、経験したこと、感じたことを書きたいと思います。

赴任早々、右足の小指を骨折しました。ブンタウの国際病院では外科医が不在のため、ホーチミンの国際病院を紹介してくれました。外科医はベトナム人の先生で、通訳は日本人の方です。初めて海外で怪我をして国際病院に来て、不安でいっぱいでしたが、ベトナム人の外科医と日本人の通訳の方のおかげで、骨折した骨を矯正して、無事に完治することができました。

生徒たちと日本語パートナーズの集合写真
復帰してすぐの写真です。1週間の安静予定が、CP(カウンターパート)の配慮により、2週間のお休みをいただきました。CPや生徒たちには、多大なご迷惑をおかけしましたが、復帰した際は、あたたかく出迎えていただきました。
文化紹介「日本の祭り」のときの生徒たちの写真
文化紹介「日本の祭り」の時の写真です。両端の生徒と写っているものに、骨折した時に処方された松葉杖を使っています。骨折した時は辛かったけれど、文化紹介で良い思い出に変わりました。

骨折が治ったころ、今度は右目が出目金のように腫れ始めます。なかなか治らないため、ホーチミンの国際病院で診てもらいました。眼科医は、曜日によって変わるため、外国人の先生やベトナム人の先生のこともありましたが、通訳はベトナム人の方でした。医療用語は、日常会話になかなか出てこないため、まったくわからず、通訳さんがいて本当に助かりました。

病院の入口と日本語通訳の方の写真
病院で、日本語通訳として働くHA(ハー)さん。診察の合間にベトナム語と日本語を教え合ったりして、仲良くなりました。今もFacebookでつながっています。
ホーチミンの大学生の写真
通院していた際に、色んな縁で出会ったホーチミンの大学生。将来の夢は通訳です。

病院で、実際に習得した日本語を使って、自国で活躍するベトナム人の方に会ったり、日本人と一緒に働いているベトナム人の医師の方等に会って、自身の日本語パートナーズの活動が、ベトナムの方にとって、日本人や日本文化において、少しでも身近なものになって、生徒たちの次につながるものになれば良いなと改めて感じました。将来、日本に関わるような仕事につく生徒がいるかもしれません。生徒たちの将来が楽しみです。

Writer
ベトナム バリアブンタウ
有泉 由佳子さん

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