シンチャオ カクバン みなさん こんにちは ベトナム バリア派遣の橋本です。
8月下旬ベトナムに派遣されてから1か月半が過ぎました。生活にも学校にも慣れて楽しくやっています。
さて、今回は派遣先のバリア高校での開始式に参加しましたので、その報告をさせていただきます。
9月5日はベトナム全土で学校の開始式があったようです。ベトナムは日本と違って9月から新しい学年が始まります。開始式は日本で言うところの始業式にあたると思います。思い出してください。日本の始業式は、教頭先生の言葉で全校生が礼をして校長先生が1年間の抱負を述べ校歌を歌い礼で終わるのが、おおよその流れではないでしょうか。
ベトナムの開始式は、大変工夫されて飽きないものでした。ここからはベトナム語がまだまだ十分ではないので、たぶんこんなことを言っているのだろうなと推測して書いていきます。
まず司会の先生が、これから始めます的なことを言うと、民族衣装を着た生徒がきらびやかな踊りを披露、その後なんと1人の男子生徒がソロで歌うではありませんか。その声、歌手も顔負けで聞き入ってしまいました。今度は、数人の女子がジーパン・Tシャツでピップホップダンスを軽快に踊ります。
ここで校長先生・教頭先生の話が入ります。今年1年がんばりましょうみたいなことを言っているのだと思います。その後数人の先生が表彰されていました。クラス代表が全校生徒の前に出てきて校歌斉唱し、これで終わりかと思いきや、いやいや今度はテコンドウの模範演技が始まります。
そして再度、民族舞踊が始まりました。ここでやっと司会の先生が終わりの言葉を述べて終了となりました。時間にして1時間ちょうどでした。とにかく展開が早く楽しむことができました。
式典が終わってからは、写真撮影会の始まりです。同時にクラスごとの大繩とび大会が始まりました。とことん楽しみ思い出に残る式典でした。真剣な時と楽しむ時のメリハリがきっちりしておりベトナム人の気質を垣間見た気がします。
実はまだ続きがあります。全職員での昼食会にも参加させていただき、美味しいベトナム料理を一緒に食べました。最後は、カラオケにも連れていっていただき初めて聞くベトナムの曲を口ずさんでいました。朝から夕方までベトナム一色の一日でした。