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「ベトナムの日本語教育事情」

シンチャオ カクバン みなさん こんにちは ベトナムのバリアに派遣されている橋本です。 よろしくお願いします。今月は、ベトナムの日本語事情と題して「ベトナムでは、どのように日本語教育に取り組んでいるか。」紹介します。

日本語教育への取り組み方は、学校によって様々なようです。第一外国語が、日本語になっている学校もあれば第二外国語になっている学校もあります。私が活動している2校は、どちらも第二外国語で第一外国語は英語となっています。日本では、文部科学省から「学習指導要領」が出されて日本中どこにいっても同じ教育が受けることができるようにベトナムでも、日本語の教科書が統一して使われています。今後日本へのベトナム人実習生や留学生が増えると予想されることから日本語に対する重要性を感じているようです。

日本語の教科書とノートの写真

授業では、読み書きを中心に学んでいきます。上の写真は、高校2年生がカタカタをノートに書き写しています。どうでしょう。きれいにしっかりとした字が書けていますよね。個人によりますが、ベトナムの生徒は比較的物事にきっちり取り組む傾向にあります。特に女子生徒は丁寧に書くようです。

ずっと暗記や発音ばかりでは面白くないので工夫します。覚えたカタカナを使って名前カードを作りました。

机の上に置けるタイプの名前カードの写真

イラスト入りできれいにできています。このような活動を入れながら授業に興味を持たせます。

カタカナの名前が沢山書かれた黒板の写真

生徒の名前を日本語のカタカナにするのですが、この作業は本当に大変でした。ベトナム人教師と生徒で何度も発音するのですが、もともとの言語が全く違うのでなかなか正しい日本語にたどりつきませんでした。

次の写真は、日本語のカードを使って「かるた」や「文字あわせ」ゲームをしています。このように覚えた文字を使って楽しく活動する中で自然に日本語を身に付けさせました。

生徒たちが日本語カードを使ってゲームをしている様子の写真

ベトナムでは、日本語教育をかなり重要視しています。教科書の内容もそうですが、授業方法に工夫を凝らしています。その中に日本人教師が入ることでより充実した授業となっています。相乗効果で生徒に良い影響が与えられていると思います。

さて、こてこての関西人の方に一言。授業中は、標準語ですよ。私は、どうしてもアクセントに関西弁がでてしまい、ベトナム人の先生に、「先生?」みたいに言われて最初は何を言われているのかさえ分からずそのままにしていました。しかし、教科書をみると単語にアクセント記号がしっかりついているではありませんか。それからは、教科書のアクセント記号をみて発音するようにしています。

それでは、質問です。「いけ」のアクセントは「い」「け」どっちでしょう。これが分かれば、あなたも日本語教師になれるかも(笑)。「け」ですよ。

Writer
ベトナム バリアブンタウ
橋本 一男さん

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