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「日本語学習を支援してみて、日本語の難しさを知る」

シンチャオ!皆さんこんにちは!ベトナムのハイフォンに派遣されている戸髙 將です。ハイフォンはベトナム北部にある港湾都市で、日系の企業もたくさんあります。魚介類も新鮮でおいしく、街全体が活気に溢れています。

ハイフォンに来て4か月経ち、こちらの学校にも少しずつ慣れてきました。初めてベトナムの学校の教室に入った時、生徒たちが一生懸命日本語を勉強する姿を見て、素直に「日本からはるか離れたベトナムで日本語を勉強してくれている。ありがとう」という気持ちになりました。

真剣にノートをとる生徒の写真
黒板にひらがなを書く生徒の写真

「日本語パートナーズ」は、現地日本語教師の教育活動をアシスタントとして支援するために派遣されています。今回は、日本語授業における日本語パートナーズの活動をご紹介します。主な活動は、単語の発音や文章の読み方、会話の練習、ひらがな・カタカナ・漢字の正しい書き方を教えたりすることです。1回の授業で新しい単語を20個くらい習うことがあり、生徒たちは覚えるのに一苦労です。「初詣」「盆踊り」「ひな祭り」などベトナムにはなじみのない単語が出てきたら、わかりやすく説明することもあります。

五十音順の学習プリントの写真1
動物のイラストと日本語で名前が書かれた学習プリントの写真

生徒たちがひらがなの練習をする様子を見て、ひらがなの難しさを実感しました。「わ」「ね」「れ」、「ぬ」「め」、「は」「ほ」、「ろ」「る」、「き」「さ」などは一部が違うだけで、とても似ています。そして、「む」「ゆ」「を」はバランスよく書くのが大変難しいようです。私もお手本を黒板に書きますが、間違った字や癖のある字を教えると彼らはそのまま覚えるので、教科書通り、基本通りの文字を教えています。

生徒が書いた日本語練習ノートの写真1
生徒が書いた日本語練習ノートの写真2

習ったばかりの日本語で話したり、つたない文字を一生懸命書いたりする生徒たちを見ると、「一生懸命教えるから、がんばれよ」という気持ちになります。

Writer
ベトナム ハイフォン
戸髙 將さん

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