ハイフォンはベトナム北部カム川の河口に広がるデルタ地帯です。郊外には大きな工業団地があり、広大な水田も広がっています。“日本語パートナーズ”としての派遣期間中、休日を利用してハイフォン郊外やカットバ島、世界遺産で有名なハロン湾などを自転車で走りました。ハイフォン周辺は起伏が少なく、道路も整備されているのでサイクリングには最適です。ベトナムの大地約3000㎞を走破しました。
![マウンテンバイクの写真](/assets/uploads/sites/2/2020/04/200402-1.jpg)
![水田風景の写真](/assets/uploads/sites/2/2020/04/200402-2.jpg)
市の中心部から自転車で30分も走れば、あちこちに池が点在し気の遠くなるような広い水田が広がります。水田地帯を走ると稲刈り作業やモミを干す様子を見ることができます。のどかな風景に心が癒されると同時に、ベトナムが穀倉地帯であることを実感します。
![水田から手をふる稲刈り作業中の女性の写真](/assets/uploads/sites/2/2020/04/200402-3.jpg)
![モミを干す作業をする女性の写真](/assets/uploads/sites/2/2020/04/200402-4.jpg)
集落を走ると、露天のお店があります。珍しい果物があったので「(果物の)写真を撮らせてください。」とお願いしたら、「じゃあ、私も撮って。」と笑顔で応じてくれました。人々も純朴です。
道路沿いのいたる所でサトウキビジュースを売っています。ベトナムにはサトウキビしぼり専用の機械があり、目の前でサトウキビをしぼってくれます。しぼりたての100%の甘いサトウキビジュースは最高です。サトウキビジュースはおすすめです。
![露店と店員さんの写真](/assets/uploads/sites/2/2020/04/200402-5.jpg)
ハイフォンは川が多く、フェリーも大活躍です。小さなフェリーに乗って川を渡ると、「今、東南アジアにいる」という実感がわきます。そのフェリーに乗ってカットバ島にも行きました。自転車で走っていると、ヤギの行列に出会いました。「普通の道路をヤギたちが歩いている!」と感激したことを覚えています。道路をのんびりと散歩する水牛や馬に出会うこともあります。
![トラックとバイクと数十人の客を乗せて川を渡る小さなフェリーの写真](/assets/uploads/sites/2/2020/04/200402-6.jpg)
![ヤギの群れの写真](/assets/uploads/sites/2/2020/04/200402-7.jpg)