12月6日に、ウドンピッタヤヌクーン校でおりがみ講演会が行われました。
おりがみ作品がちょっと美味しそうに見えます。
まずはおりがみの歴史やおりがみアーティストとして活動している人たちの作品の紹介です。
おりがみ紹介の時に必ずと言っていいほど登場する折り鶴ですが、この折り鶴の作り方を考案した人が誰なのかは分かっていないそうです。
おりがみを数学的視点で考える場面や、三谷先生(筑波大学教授、折り紙アートやデザインの第一人者)の作ったソフトでおりがみ作品をデザインする場面では、生徒以上に日本語パートナーズ2人の方が食いついていました。
最後は三谷先生がデザインした最新のおりがみにみんなで挑戦です。
ここで生徒たちのサポートをするために、実は前日の夜に予行練習をしておきました。
先生のお手本をまずはしっかり見ます。
目の前のデザートはおりがみが出来上がってから食べられるので、みんな必死に頑張ります。当日、一番の見せ場のところで会場はとても盛り上がりました。
このとき、難易度が高そうな技を見て半分歓声、半分悲鳴のような声が聞こえていました。
うまくできなくて途中で放心状態になっている生徒も1人いましたが、最後はきれいに丸く出来上がり、みんな嬉しそうにしていました。
今回のおりがみ講演会は、ウドンピッタヤヌクーン校に日本語パートナーズがいるからこの学校が会場に選ばれたわけではなく、会場になった学校に偶然私がいたという状態です。
日本文化を紹介するはずの立場の私が一番勉強して帰った気がします。本当に運がよかったなと思いました。