12月19日から4日間、NP(日本語パートナーズ)未派遣の南カリマンタン州への短期訪問プログラムに参加しました。メンバーはデポック市に派遣されている金子さん、原田さんと蔭木の3名です。
NPの活動内容は、1.日本語教師に授業アイデア共有サポート、2.日本の文化紹介、3.生徒と町の散策の3点です。
1日目、夜に空港から車で1時間移動し、宿泊兼会場であるEdotel SMK Negeri 4 (専門高校が運営しているホテル)に到着。
2日目、来賓の州教育局の挨拶のあと、WS(ワークショップ)が始まりました。参加者は、10校から日本語教師と生徒の各1名の合計20名と州教育局、ジャカルタ日本文化センター、NPの総勢30名です。
日本語専門家の古閑先生によるWSのテーマは、ご当地キャラ。派遣地デポックのご当地キャラを考え準備していきました。日本語教師は3グループに分かれ、地元のご当地キャラを考案し発表しました。本日の学習内容を翌日のWSで生徒達に実践します。
生徒達はNPとの町の散策コースの検討と日本語の質問を考えるWSです。
3日目、午前中に日本語教師は、前日学習した内容を生徒達に授業しました。
午後は、女性NPは浴衣で、私は空手胴着を着て文化紹介をしました。テーマは「日本のゆく年くる年」でした。
1. 年末年始行事の紹介
2. 福笑い
3. NP3人が3ブースに分かれて、スタンプラリー形式で文化体験
①書初め体験(蔭木)
②切り紙体験(金子)
③正月遊び(三色コマ)体験(原田)
4. 日本の歌「幸せなら手をたたこう」を全員で合唱
5. お年玉プレゼント(お年玉袋の中は和紙の姉さん人形)
6. 3本締め
4日目は、生徒達に市内を案内してもらいました。朝5時にホテルを出発、NP3人は3グループに分かれて水上マーケットへ。その後は生徒達が考えたそれぞれの目的地へ。
最後に、参加された皆さんから楽しい3日間だったとの感想を頂き、私達3人はとても嬉しく思いました。近い将来、南カリマンタン州にもNPが派遣され、交流が増えるよう願っています。