今回は僕が派遣されている地域の公立病院を紹介します。派遣地域のナコンタイは、ピサヌローク市内からバスで2時間の所にある町です。ナコンタイには、24時間体制の公立病院が1つあり、他に小さなクリニックがいくつかあります。以下では、僕がナコンタイ病院で診察を受けた時の様子を交えながら、病院を紹介します。
僕は食あたりでお腹を壊したため、ナコンタイ病院で診察を受けました。最初に驚いたことは、患者がとても多いことです。ナコンタイは小さな町ですが、病院は1つしかないので、多くの人が診察を受けに来ます。まず、病院では看護婦の問診がありましたが、看護婦の問診までに40分近く待ちました。
看護師の問診の後は、すぐに医師の診察を受け、検便をしました。タイのトイレは屋外にあることが多いのですが、病院のトイレも外にありました。
検査結果も40分ほど待ちました。検査結果が出た後はもう一度診察を受け、処方された薬を院内で買いました。英語の診断書は後日貰いに行きました。病院には一緒に日本語を教えているタイ人の先生が付き添ってくださったので、問題なく診察を受けることができました。
ナコンタイ病院には外来診療のための建物の他に、タイマッサージやジムがある建物もあります。タイマッサージは予約すれば誰でも受けることができ、公務員は無料だそうです。また、ジムも1時間40バーツ(145円程度)で利用できます。任地に来た当初は病院でこのようなサービスが受けられるとは思わなかったので、とても驚きました。