今回は健康と医療というテーマで、私の経験についてお話します。
私は赴任してから今までの間、幸いにも病院に行ったことはありません。最初のころは避けていた辛い食べ物も、今では好んで食べています。放課後には、生徒や先生とバスケットボールやバトミントンをしています。毎日を楽しみながら、健康に暮らしています。
しかし、タイに来てから2回だけ2,3日は何も食べられないぐらい、おなかを壊したことがあります。1回目の原因はおそらく、塩漬けの沢蟹が入っている辛いソムタム(タイのパパイヤサラダ)をたくさん食べたこと。2回目の原因は、火が通り切っていなかった豚の腸の焼き肉を欲張って食べすぎてしまったことです。どちらも、学校の先生たちの家で一緒に作ったものなので、屋台などが原因ではありません。しかし、それ以来は食品が衛生的かどうかをちゃんと考え、危なそうなものは食べないようにしています。
おなかを壊した時に、一番役に立ったものは、日本から持ってきた薬でした。もちろんタイの薬局に行けば、どんな種類の薬でも手に入ります。しかし、タイで飲んだことがない薬を飲むよりも、日本の薬の方が安心できます。持ってきてよかったと感じています。
おなかを壊したときは、学校こそ休まなかったですが、NPは健康第一だと改めて実感しました。体調が万全でないと、活動にも集中できないし、なにより先生方や生徒たちに心配をかけてしまいます。カウンターパートの先生にしか体調を崩したことを言わなかったはずなのに、なぜか次の日には会う先生、生徒みんなに知れ渡っており、「先生おなか元気?医者に会いに行きましたか!?」と聞かれてしまいました(笑)。ちなみに医者に会いにいくとは、病院に行くというタイ語の言い方です。
残り僅かの赴任期間も、万全の体調で一日も欠かすことなく過ごしていきたいです。