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「目標達成」

こんにちは。みなさん新年は気持ちよく迎えることができましたか?

私は、去年ある「目標」を達成することができました。タイに派遣される前に「海外で持続可能なものを創る」という目標を掲げました。

私の派遣校は、理科や数学を専門とした学校で、日本語専攻ではなく、日本語選択必修の学校でした。毎年2、3回程タイ各地で「日本語コンテスト(予選)」があります。参加できるのは、「日本語専攻の学生」であり、私の派遣校は運よく参加できて、入賞しても、「日本語専攻」のある学校に比べ授業時数も少なく、カリキュラムも異なるので、予選を突破できませんでした。生徒たちも先生方も、問題を感じていました。そのような背景から、私は問題を改善するために「日本語コンテストを創る」ことを目標に決めました。私は、まず「日本語コンテスト」開催へ向けた経緯と創りたい意思を企画書にして、タイ教育省担当の日本語専門家の方に提出しました。それから数日後、タイ教育省の方から派遣校宛てに、「日本語コンテスト」開催の決定が伝えられました。私はとても嬉しかったです。

また、コンテスト運営責任者として、日本人の“日本語パートナーズ”運営メンバーと、タイ人のCP(カウンターパート)運営メンバーを集め、協議内容から基本ルールの作成、審査員の募集など幅広く対応しました。タイ人と日本人、それぞれ異なる価値観を持ち、異なる言語を持つ中で、一つのものを創りあげ運営していく大変さを学びました。そのため、円滑に日本語コンテストを運営するために、最も必要だったことが双方の仲介役になれたことでした。そうしたことで、意見を尊重しながら臨機応変に日本語コンテスト運営ができました。開催までに協力してくれた運営メンバー、日本語専門家の方、JICAの方、国際交流基金の方々に感謝をしています。私たちが創り上げた日本語コンテストは、来年度からも継続して開催することに決まったので、目標が一つ達成できてとても嬉しかったです。

日本語コンテストでの集合写真
日本語パートナーズとタイ人CPの運営メンバー
ステージで日本語スピーチをする生徒の写真
スピーチ競技の様子
日本語コンテストでの集合写真
日本人メンバー
日本語コンテストでの集合写真
教育省の方々と運営メンバー
Writer
タイ ルーイ
鹿野 陸紀さん

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