派遣期間:2017年8月~2018年6月
2018年6月に日本語パートナーズ(NP)の任期が終わり帰国しましたが、約10か月間、派遣先校の生徒達や先生方、友達になったベトナム人達と思いっきり交流してきました。
しかし私は、まだハノイでやり残したことがたくさんあるから、またベトナムに戻ってきたい!と考えていました。
そんな時に任期中に仲良くなったベトナム人から、2018年9月から立ち上げる日本語センターで日本語を教えてくれないかとの話がありました。彼は国際交流基金が任期中の住居として用意してくれたアパートのオーナーです。すぐに「やります!」と返答。彼は、任期終了後に私が地元の北海道江別市で行ったベトナム講演会にも来てくれて、スピーカーとして話してもらうまでになった仲です。
彼のおかげでまたハノイに戻り、ベトナムで交流を続けることが出来るようになりました。NPの任期中に発見したのは、美化するわけではなく、異文化交流は本当にかけがえのない人生の宝物になるということです。NPとしてベトナムに来たおかげで、様々なベトナム人との交流を通じ、宝物となる人間同士のつながりを作ることができました。
また、これは楽しいことばかりではなく、自分が「外国人」になることでマイノリティの人々がどんな気持ちで日々を暮らしているのかということを実感する機会にもなりました。
2020年10月現在もハノイに住んでいますが、今は日本語を教えながら、個人ブログ「ベトナムの日本人」に加え、News week日本版が運営するウェブサイト「World Voice」から依頼され「ベトナムと日本人」というタイトルでベトナムについての記事を書いています。
また、地元の北海道江別市から観光特使に任命され、地元江別市でつくられている納豆のベトナム各地への輸出を観光特使としてコーディネイトするなど、ベトナムと北海道を食で橋渡しすることもできました。
これからも、私の日本とベトナムを繋ぐ宝さがしは続きます…!!!