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インターナショナルスクールでの新たな挑戦

派遣期間:2017年7月~2018年3月

派遣中、私は日本の文化を広めること、日本という国を良く知ってもらい、自分を通して日本を好きになってもらうことを活動の大きな目標として、フィリピンの生徒や先生方と交流していました。派遣期間中にできた絆はとても強く、活動を終えた後も、カウンターパート(CP)の先生の結婚式に参加するためフィリピンを訪れたり、引き続きスカイプで連絡を取り合ったりしています。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真

その後、このCPの先生に赤ちゃんが産まれ、名前を「さくら」と名付けたと教えてくれました。先日、映像で可愛い顔を見ることができました。1日も早く新型コロナウイルス感染症の拡大が収束し、私の第2の故郷となった派遣先のパンガシナンを訪れることを楽しみにしています。

日本語パートナーズ(NP)活動期間中、日本語や日本語教育についてもっと勉強したいという気持ちが強くなり、日本語教師養成講座に通い、日本語教育能力検定試験にも合格することができました。現在は、八王子にあるインターナショナルスクールで正社員として働いています。派遣期間中に強く感じた、「世の中を変える大きな力はないけれど、自分を必要としてくれている自分の周りにいる人を笑顔にすることはできる」という思いをもとに、今は外国籍の児童や子供をバイリンガルとして育てたいという家庭の児童生徒を対象に日本語を教えています。派遣期間中に行った書道や茶道の体験、日本料理の実習なども授業で取り入れています。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真2
現地で活躍する日本語パートナーズの写真3

現在の職場にはフィリピン人の先生も数名勤務されており、自然に恵まれ、環境の整った中で子供たちに日本語を教えることができています。先生方と話していると地元の話で盛り上がったり、先生同士が話されているタガログ語を聞くたびに、近くて遠いフィリピンを思い出し働くモチベーションを保つことができています。私がこの仕事に就くきっかけを作ってくれたNPの活動に心から感謝しています。

Writer
フィリピン パンガシナン
下村 ゆかりさん

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