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抹茶は青春の味?

みなさんこんにちは。インドネシア・ブカシにあるSMA5 Bekasiという高校に派遣されている、西脇光子です。先日、11年生(高校2年生)・12年生(高校3年生)の日本語クラスの授業で茶道を紹介しました。とは言っても、クラスの生徒数約368名、茶道の道具も限られています。そこで、CP(現地の高校の先生)と相談し、抹茶の匂いと味を、生徒に楽しんでもらうことを中心にやってみようということになりました。

最初に、抹茶の点て方、飲み方をCPとチームティ―チング(以下、TT)で説明しました。
「抹茶はどんな味ですか? おいしいですか?」と生徒に聞くと、

「おいしい」「大好き」
「甘い」

“え??” と思いましたが、甘くておいしい、抹茶入りのアイスクリームやチョコレートが学校の近くのコンビニでも買えるため、同じ味だと思っていた生徒もいたようです。

同じ17期日本語パートナーズ(以下NP)の大野さんが書いた「一期一会」と、授業風景

みんなでシャカシャカ

自分で抹茶を点てて、お菓子を食べて、そして、飲んでみたらどうでしょう?

「苦い!Pahit!」

との声が……これも青春の味?

「ミルク入れる人?」と尋ねると、

「欲しい。Mau!」

最後は甘いミルクを入れて、飲んでもらいました。

予想外?の味でびっくりした生徒

そして、校長先生が授業を見学してくださいました。校長先生は、外国語を学ぶことは重要で、日本語の勉強を真剣に取り組み、そのためにNPを最大限活用してほしいと、クラスの生徒に話してくださいました。

この文化紹介、とても小さなことですが、将来この中の生徒が日本との関わり合いを持ってくれたら、こんなに嬉しいことはないと思いました。

校長先生にも点てていただきました

校長先生との集合写真

*チームティーチング(TT):一つの教室で現地の先生とネイティブのアシスタントが協働して授業を教えること

Writer
インドネシア ブカシ
西脇 光子さん

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