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CP(現地の高校の先生)と一緒につくる授業

みなさんこんにちは。インドネシア ブカシにあるSMA5 Bekasiに派遣されている、西脇光子です。すでに日本を離れて1か月が過ぎました。

今日は、CPと行うチームティ―チング(以下、TT)について、お話します。私たち日本語パートナーズ(以下、NP)は、派遣先校エリアへの移動前にジャカルタで国際交流基金(JF)主催のワークショップに参加しました。そこで、はじめて派遣先校のCPにお会いしました。そして、CPの一人であるDian先生と、日本から持参した駅の写真を使って、TTの予行授業を行いました。周りのCPやNPの助けもあり、有意義な・楽しいワークショップとなりました。

ジャカルタでのワークショップでDian先生と

その後、Dian先生から、ワークショップで使った写真がとてもTTに向いていること、折り紙でドラえもんを作りたいというご意見をいただきました。そこで、どんなやりとりの会話にしていくか、話し合って決めていきました。授業では、CPが「ここは、どこですか?」と聞き、私が答える。そのやりとりの中でCPが、学年に合わせた語彙を生徒に投げかけていきます。11年生(高校2年生)・12年生(高校3年生)担当のEuis先生、12年生担当のDian先生のどのクラスも、私が川崎市出身であることや、ドラえもんのことで盛り上がってくれました。(インドネシアはバイクが多く、「川崎」はみんなが知っているワード。ドラえもんも有名。)これほど川崎市とドラえもんに助けられるとは、思ってもいませんでした。

Euis先生とDian先生の合同授業

みんなで折ったドラえもんたち

この生まれてはじめての日本語授業のワクワク感は、今までやってきた仕事では体験できなかったことでした。まだまだ勉強不足な点は多々ありますが、お二人の先生のサポート、そして、一人でも多くの生徒に日本について関心を持ってもらえるよう、残りの期間努力していきたいと思います。

日本語クラブの文化祭、一番右が、Euis先生

*チームティーチング(TT):一つの教室で現地の先生とネイティブのアシスタントが協働して授業を教えること

Writer
インドネシア ブカシ
西脇 光子さん

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