みなさまこんにちは。インドネシア・南スラウェシ州マカッサル派遣の河野葉月と申します。
先日、派遣先校の先生の結婚披露宴に参列したため、インドネシア伝統の披露宴について紹介します。
インドネシアでは、自分の出身地域の伝統に則った式を挙げます。それぞれの地域で飾りや衣装、ダンスなど全てが異なります。結婚された先生は、コーヒーで有名なトラジャ出身です。そのため、ステージの飾りやスタッフさんの衣装はトラジャ式でした。
トラジャ伝統家屋の飾りつけ
お付きのダンサーと共に真っ赤な衣装で入場!席の位置が良く、目の前を通った時には本当に綺麗なお二人にとても感動しました!
伝統衣装に身を包む 新郎(先生)と新婦さん
式が始まる前にお祈りをします。その後、トラジャの伝統舞踊が始まりました。トラジャでは、舞踊の終盤になると、観ている人がダンサー達の髪飾り、または腰飾りにお金(お札)を差します。金額は自由ですが大きな額を差すことも少なくないです!
私もダンサーの腰飾りにお金を差しました!
日本にはない文化を、結婚式で体験できるとは思わず、とても嬉しかったです。
ダンスが終わるとご飯をいただきます。マカッサルでよく食べられるナシゴレン・メラという真っ赤なナシゴレンや魚の揚げ物など、とても豪華で本当に美味しかったです!
少し時間が経つと派遣先校の名前が1番に呼ばれ、先生方とステージに上り、写真撮影をしました。握手をして新郎新婦さんとご両親にお祝いの言葉を述べます。
新郎新婦さんと記念撮影
ゲストはご飯を食べ終わったら帰る方式で、1時間ほどであっという間に帰られる方もおり、そこでも日本との違いを感じました。私は先生方と少しお話をしてから帰宅しました。
日本の結婚披露宴とは大きく異なり、貴重な文化体験ができた良い1日となりました。