どのような理由だったのか忘れてしまいましたが、カウンターパートの先生が「明日の授業は外でやります」と言うので、教室を飛び出して屋外で授業を行いました。11月に入りましたが暑い日が続いていたので、風通しの良い場所で行う授業は快適でした。
朝や休み時間に生徒たちが集まっているスペースです
この日の授業はあみだくじとじゃんけんの紹介です。生徒たちが使用している日本語の教科書にあみだくじの紹介が載っているのですが、あみだくじに相当するものがタイにはないそうです。どこにでもあるものだと私は思っていたので、難しいと言いながら線を辿ってあみだくじをする生徒たちの様子は新鮮でした。
今回は自分たちであみだくじを作ってもらいました。定規を使って丁寧に線を引くグループ、縦横無尽に横線を付け足していくグループと、思い思いの作業となりました。各グループに1本「あたり」を設けてもらい、見事当たりを引いた人にはプレゼントを贈呈しました。
グループごとにあみだくじを作っています
次にじゃんけんです。じゃんけんはタイにもあるので、「グー」「チョキ」「パー」や「最初はグー」などの日本語を教えました。説明はほどほどにして、最後は全員でじゃんけんキングを行いました。見事キングに輝いた生徒にもプレゼントを贈呈して授業は終わりました。
じゃんけんキング決勝戦です
難しい文法の時間だけでなく、こういった息抜きになるような機会を設けながらメリハリのある授業が日々行われています。