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折り紙が個性豊かなアート作品に!

期末テストが終わった12月初旬、もう今学期に勉強するところは終わったからと、日本の文化紹介として「折り紙」をすることに。ただ折り紙を作るだけではなく、「日本語」もちゃっかり取り入れて紹介することにしました。

まずは折り紙を作る時の基本「おる」「ひっくりかえす」「ひろげる」という日本語を紹介。ついでに「しかく」「さんかく」「まる」の形も紹介しました。

ちゃっかり紹介した日本語(板書)

これらの言葉を紹介した上で、実際に折り紙作りスタート。「おります」「ひっくりかえします」「ひろげます」と言いながら作り進めます。

作りながら、私がよく使う「じょうず」「すごい」や、生徒たちがインドネシア語で言う「おわりました」「まだです」「まってください」などの日本語も黒板に書きながら進めていると、自然と生徒たちが日本語で「まってください」「おわりました」と言ってくれるようになったんです。普段、恥ずかしがってあまり日本語を話してくれない生徒が多いので、ものすごく嬉しかったです。

真剣に折り紙を作る生徒たち

できあがった折り紙には、自分の名前を平仮名かカタカナで書いてもらうことにしました。普段の授業は全てローマ字で行いますので、なかなか平仮名・カタカナを書き慣れていない生徒たち。文字を勉強した時のノートから自分の名前の文字を探して書いてくれたり、私がお手本として書いた文字を必死に真似してくれる生徒も。

自分の名前の文字を探しながら書きます

インドネシア語はアルファベットですから、やっぱり平仮名・カタカナは難しいと思います。それでも一生懸命書いてくれる姿にちょっぴりじ~んときていたのは内緒です……(笑)

できあがった折り紙は生徒それぞれの個性が表れ、どれも素晴らしい作品になりました。

連結させてアート作品のように!!

折り紙はバリにもありますので、日本だけの文化ではないかもしれません。ですが、日本語を使いながら作ったことで、少しでも日本を感じてもらえていたらうれしいです。

楽しんでもらえたかな?
Writer
インドネシア バリ
溝口 由華さん

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