みなさま、こんにちは!インドネシアのシドアルジョ/パスルアンに派遣されている山本紗佑里です。
私は2校に派遣されており、そのうちの1校SMK Walisongo 2 Gempolで、職員室の先生方と日本のカレーを作りました!
インドネシアにもカレーはありますが、日本のカレーとは違います。インドネシアのカレーはココナッツやスパイスを使っており、スープのようにさらっとしています。
派遣先の地域はほとんどの方がムスリムなので、ハラル(ムスリムが食べることができる食べ物)のルーを購入しました。このルーはインドネシア各地で購入できます。
ハラルのカレールー
材料を市場で買いそろえ、先生たちとカレー作り開始です。数人の先生と材料を洗い、切り始めると、どんどん他の先生方が「これはどうするの?」「何か手伝いますよ!」と声をかけてきてくれました。たくさんの先生方が手伝ってくれたおかげで、あっという間に下準備が終わりました。
先生たちと調理中
材料をすべて鍋に入れ、ひと段落すると、先生方はサンバル(唐辛子から作る辛味調味料)の用意を始めました。サンバルはインドネシア料理にとって欠かせないものですが、カレーにもサンバルを入れるのかと驚きました。
サンバル作り
最後に、鍋にカレールーをいれて仕上げます。味見をしてから、カレールーを足そうとしたところ、「ルーはもういらないかな」と言われ、インドネシアの先生方は代わりに砂糖と塩をどんどん足していきます。びっくりしましたが、ここは先生方にお任せしようと思いました。
最終的に、日本のカレーとは一味違いますが、美味しい“インドネシア風日本カレー”が完成しました。
カレー完成
先生方は「日本のカレーは初めて!」「美味しい!」と言って食べてくれました。先生方とお話ししながら楽しく料理を作り、カレーも美味しく食べてもらえて嬉しかったです。
言語や文化の違いがあっても、食べ物は一緒に楽しむことができていいですね。