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日本語パートナーズの1日とお母さん

Selamat siang! みなさんこんにちは!インドネシア18期、メダンに派遣されている田中愛乃です。今回はNP(日本語パートナーズ)としての1日を紹介します。

私は2校派遣で、曜日によって行く学校が違います。授業は文化紹介の日と通常授業(文法や会話練習など)があり、1週間に約24コマ(1コマ40分)活動しています。では早速、ある月曜日の1日を紹介します!

インドネシアの朝は早く、7時半から授業が始まります。月曜日は朝礼があり、旗揚げ(Paskibraka)や校歌の斉唱、パンチャシラ(インドネシア国是の建国5原則)の読み上げなどを行います。朝礼から教室に戻るとき、生徒はサリム(相手の手を額や頬につける挨拶)をします。一人一人するので、長蛇の列です。

朝礼の旗揚げ

サリムの様子

この日は年明けだったので、授業ではお正月の文化紹介を行いました。やさしい日本語と身振り手振りで説明します。CP先生(現地の日本語教師)は生徒の理解を促す発言や、難しい言葉の翻訳などをします。協力して行うTeam Teachingです。授業の回数を重ねるにつれ、息もピッタリになりました!

お正月の文化紹介

授業の合間に休憩時間はありません。授業が終わるとすぐに次のクラスです。空いているコマにカンティン(食堂)でおやつを買って一休み。このときに、他教科の先生とよく話します。明るく冗談好きな先生が多く、いつも笑いながら休憩しています。

13時20分に授業が終わります。その後、毎週月曜日は日本語クラブがあるので、そこでも文化紹介を行います。毎週アイデアを考えるのが大変ですが、生徒が楽しそうに活動している様子をみると「頑張って良かった」という気持ちになります。終わった後は近くのカフェやお店でCP先生とお昼ごはんを食べて、1日が終わります。

日本語クラブの活動。今日は福笑い!

1日を見て分かるように、常にCP先生のそばにいます。日に日に仲良くなり、今では先生は「愛乃さんは家族、私の娘です」と言ってくれます。初めて言われた時は涙が出るほど嬉しかったです。はじめは上手にコミュニケーションがとれるか不安もありましたが、「相手を知るだけでなく、自分を知ってもらうこと」、「違いを受け入れること」を意識して関わるようにしました。戦争の話や宗教の話など深い話もできるようになり、インドネシアのお母さんからは本当に多くのことを学びます。

インドネシアのお母さん。誕生日をお祝いしてくれました
インドネシアでは誕生日の人にケーキを食べさせる習慣があるそうです

このようにインドネシアで過ごす中で、記事には書ききれないような学びや、人との出会いや、優しさがあります。残り少ない活動期間、悔いのないように全力で活動します!

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