みなさん、こんにちは!
インドネシアの東ジャワ州、モジョクルトに派遣されている上野聖葉です。
今回は、派遣先校の生徒たちと餅を食べたことを紹介します!
インドネシアにはMochiという名前のアイスクリームがよく売られており、生徒たちにとっての餅はMochiなのだそうです。Mochiはおいしいけれど、日本の餅とは違うことも知ってほしくて生徒たちに紹介しました。
この文化紹介は、SMA Tamansiswa Mojokerto(私立タマンシスワ高等学校)で行いました。日本語クラブと、11年生(高校2年生)、12年生(高校3年生)の日本語の授業内で実施しました。
日本語クラブでは海苔と醤油で味付けをして、磯辺でいただきました。
網やトースターは無いのでフライパンで焼きましたが、生徒たちは餅の膨らむ様子を楽しそうに見ていました。焼く前のかたい餅を不思議そうにつついたり、見つめたりしていました。
磯辺味に挑戦!日本語クラブの生徒たち
日本語クラブの生徒たちとわたし
実際に食べてみて「おいしい!」「魚の味みたい」と答えてくれましたが、「Asin(インドネシア語で塩辛い)」とつぶやいていたりいなかったり……。これも日本の味ということで成功かなと思います。
日本語の授業内では海苔は使わず、生徒たちに好きな味を持ってくるように伝えました!
生徒たちは練乳ソース、オレオ、マヨネーズ、チーズ、チョコレート、サンバル(唐辛子ソース)などを持ってきました。わたしが用意したきな粉や醬油もみんな試してくれましたが、サンバルの人気には勝てませんでした。
いろんな味で餅を楽しむ生徒たち
皿洗いまでしっかりと行う生徒たち
日本の味もいいですが、生徒たちにとっては馴染みのある味で食べるほうが、より美味しく餅を試すことができるかもしれないと思いました。そして、Mochiと餅の違いを分かってもらえたと思うので、よかったです。
また、この文化紹介をした日は1月3日でした。生徒たちのおかげで、インドネシアで日本のお正月の定番である餅を食べられて幸せでした(インドネシア料理もおいしいけれど、餅はやはり格別でした……)。
日本という異国の食べ物をみんなで食べたことが、生徒たちにとって一つの思い出になっていたら嬉しいです。