さばいでぃー(こんにちは)
ラオスの首都ビエンチャンで活動中の重森理香子です。
早いもので任期もあと半分を切りました。基本的にフリーな土日は、他の県に旅行に行ったり、先生やラオス人の友だちと一緒にお出かけをしたりしています。さまざまな場所に行ったり、多くの人々と関わったりすることで、ラオスという国の多様性を身近に感じる機会が今までにたくさんありました。今回は、その一部を紹介していこうと思います。
一つ目は、北部の県シェンクワンへの旅行です。シェンクワンを含む北部の県では、モン族を筆頭とする山岳民族がたくさん住んでいて、街中を歩いていると知らない言語がたくさん聞こえてきてまるで違う国に遊びに来た気分でした。
ラオスの世界遺産、シェンクワンのジャール平原
二つ目は、モン族のお祭りです。モン族の友だちがモンのお正月のお祭りに連れて行ってくれて、彼らの文化を紹介してくれました。中国由来の民族なので、文化や言語は中国の影響を受けています。
モン族の衣装を着せてもらいました!かわいい!
テニスボールを投げて恋人を探す儀式
三つ目は、クム族のお祝い行事です。クム族の友だちがクムのパーティーに連れて行ってくれました。ラオハイという壺に入ったお酒を飲み、伝統衣装を着た人たちがクムの音楽に合わせて華やかに踊ります。
ボーダー模様がクムの衣装のトレンドマーク
ラオハイ。壺に竹のストローをさして飲みます
学校の先生の中にも、首都ビエンチャン以外にさまざまな県出身の方がたくさんいて、それぞれの伝統文化や言語を持っています。彼らから独自の文化や言語を教えてもらったり、作ってくれた郷土料理を食べさせてもらったりと、毎日たくさんの新しいことに触れられてとても楽しいです。
たくさんの民族の人々が助け合い、それぞれの文化が美しく融合しているラオスでは、日本ではなかなか見られない日常が身近にたくさんあるのが魅力の一つです。