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地域の人たちに支えられ

みなさん、こんにちは。インドネシア バリ島に派遣されている村田佳子です。
バリ島での生活も残りわずかとなりましたが、この5か月間私を支えてくれたのは派遣地域で生活している皆さんの笑顔でした。この笑顔に支えられ、この5か月間を乗り越えることができました。

ホテル横のワルン(小さな売店)のご兄弟

ナシゴレン屋さんのご夫婦
初対面でも笑顔で挨拶

日本とバリ島とどちらが良い、と比べられるものではないですが、日本では知らない人とすれ違うとき挨拶しませんよね。逆に知らない人が挨拶してきたら「あれ、誰だっけ?どこで会った人だっけ?」と脳みそフル回転で記憶を辿りますよね。それは、初対面では挨拶しないことが前提だからだと思います。でもここバリ島では、私のような外国人が「ハロー」と声をかけても不思議な顔をする人はおらず「どこに住んでいるの?いつまでいるの?」と興味を持ってくれ、簡単に交流のきっかけを作ることができます。
日本語パートナーズの活動が大変だったり、語学が思うように身につかず暗い気持ちになったりした時など、散歩しながら近所の人たちと挨拶を交わしていると、どんどん元気になれます。

ナシチャンプル店の女性

日用品店のご主人
交流が心の支えに

その中でもとりわけ感謝したいのが、近所のごみ箱屋さんの奥さんです。いつもは挨拶するだけだったのですが、ある時「コーヒー飲んでいきな」と言ってくれ、大してインドネシア語が話せない私に辛抱強く付き合ってくれました。そこの息子さんが、偶然私が派遣されている高校の生徒だったこともあり、それからは毎日のようにコーヒーを飲みながら、お互いのことを話しています。奥さんは、仕事をしながらチャナン(花が盛られたお供え物)を作りつつ、私のつたないインドネシア語に耳を傾けてくれて、本当に感謝してもしきれません。こんな素敵な体験はここに来なければできなかったし、帰国後もこの関係は続いていくと信じています。

ごみ箱屋さんの奥さん
Writer
インドネシア バリ
村田 佳子さん

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