你好(ニーハオ)! 台湾7期の木村朋子です。
私の派遣先校(水里商工)には、応用日本語学科があります。日本語を専門に勉強するクラスで、日本文化に関連する行事が多くあります。その行事の1つである「日語歌唱大賽(日本の歌の大会)」が1月に開催されました。
本格的な飾り付けがされた大会です
希望する生徒がグループを組んで日本の歌を歌います。ソロで歌う人もいます。
日本語応用学科の生徒はもちろん、ほかの観光科や餐飲科(調理やサービスについて勉強)の生徒も出場します。
今年優勝した餐飲科と応用日本語科のペアチーム
「木村先生~。大会でゲスト出演しましょ~」
と現地の先生(CP先生)に声を掛けられました。
私はカラオケに行くことがなく、あまり人前で歌いません。
「でも……。日本語の歌の大会で、日本から来たパートナーズが参加しないのも……」と
一大決心。出演することにしました。
「せっかくなので、生徒と一緒に歌いたい」と、CP先生に相談しました。
私と一緒に歌ってくれる生徒を数人募集しようと思っていたのですが、数日後、CP先生が
「木村先生、全員で歌います」
と応用日本語学科3年生のクラス全員を連れてきました。
「え!!!!」
まさか、クラス全員が一緒に歌ってくれるとは!感謝感激です。
「来て来てあたしンち」を歌うことにしました。
台湾でも「あたしンち(アニメ)」は放映されていて、みんなが知っている歌だと聞きました。
歌詞も簡単だし、歌いやすいと思って選びました。
が!しかし……。難しい「ラップ」の部分があります。
この難しい「ラップ」の部分を3人の生徒が分担して練習してくれました。
ラップを担当してくれた、陳さん、錢さん、張さん
3人が一番大変だったと思います。
私は生徒と一緒に何かをするというとても貴重な経験をしました。
出演をすすめてくれたCP先生、ありがとうございました。
そして、一緒に歌ってくれた応用日本語学科3年生のみんな、ありがとうございました!