半年間の派遣期間を終え、無事帰国しました。
予定では到着日の前日に帰国でしたが、フライトが15時間遅延したために1日遅れとなりました。
フィリピンでフライトの遅延は日常茶飯事で、フィリピン9期のみんなは最後までフィリピンらしさを堪能してからの帰国となりました。
15時間の遅延を知る前に空港で撮った集合写真
日本に戻ってまず感じたことは、寒い、静か、バイクが少ない!でした。
セブは3月から本格的なサマーシーズンに入り、毎日暑くて唸っていました。
街は常に人で溢れかえり、カラフルな服を着た人々が、買い物をしたり、立ち話をしたり、歌ったり踊ったりしていました。
道はトライシクルやバイクでいっぱいで、舗装が十分ではない道路は土埃が舞い上がり、靴やズボンはいつも埃だらけになりました。
下校時の校門前
日本で今、何を見ても何をしても、セブでのことを思い出します。
たったの半年間でしたが、それは特別で、とても密度の濃い半年間でした。
派遣先校では文化紹介をたくさん行いました。
数えてみたら14種類、のべ60回以上行っていたようです。
大したことは紹介できませんでしたが、派遣先校の生徒達も先生達も、とても楽しんでくれました。
帰国後も、毎日のように「We miss your culture sessions」とメッセージが届きます。
巻き寿司の文化紹介
派遣先校の先生達とは、とにかく一緒に色んなものを食べました。
学校でも食べたし、近所の食堂でも食べたし、野外のフードコートへもよく行きました。
たくさん食べて、たくさん笑った記憶しかありません。
派遣先校の先生たちと晩御飯
日本語パートナーズのプログラムでは、観光旅行では決して体験することのできない、特別な経験を積むことができました。
文章ではとても書き表すことが出来ません。
人との出会い、そして様々な経験が、私の本当の財産です。
この半年間のセブ生活で、私は思い出億万長者になりました。
カメラを出すとすぐにかけ寄ってくる生徒たち
教えたことよりも、学んだことのほうがはるかに多かった日本語パートナーズ。
プログラムの派遣期間は終わりましたが、これからの日常生活の中でも、私は日本語パートナーズです。
一人でも多くの人と出会い、一つでも多くの経験を積み、そしてそれを通して異文化の懸け橋となれるように今後も活動していきたいと思っています。