大家好(こんにちは)!台湾・台北に派遣されている杉田映菜です。
日々、派遣先校の日本語の先生(CP先生)と生徒へ日本の文化紹介や日本語の練習を行っていますが、私自身も授業を通して学ぶことがたくさんあります。例えば、鯉のぼりの紹介一つとっても「あれ、そもそもなんで鯉……?」と、改めて考えると知らないことばかりだなと痛感します。授業で使う資料を用意しているのに、私の興味が先行してしまって生徒へ紹介するには難しすぎるな、というところまで調べてしまうこともしばしば。そしていざ授業をすると、「台湾にもある」という文化も多く、最近では相違点探しをするよりも、似ている部分を探す方が簡単なのでは?と感じています。
また、最近日本で流行っているものに関しては、生徒たちの方が詳しいなと思わされることも多いです。CP先生は「アニメや声優が好きな生徒が多いですが、私はさっぱりわかりません」と仰っていましたが、いざ生徒と話してみるとアニメが好きな生徒が多いのはもちろんのこと、「先生、V Tuber(アバターを使って活動するYouTuber)知っていますか?」と聞かれることの多さにびっくり。私もアニメは見ますが、V Tuberはノーマークだったなあと、生徒から学ぶこともたくさんです。
生徒におすすめを紹介してもらい、みんなで鑑賞
職員室の先生方も、旬の食べ物や旅行先のおすすめ情報など様々なことを教えてくださいます。特に言語交換を行っている先生とは、台湾の高校生の特徴から日本と台湾の少子高齢化といった社会問題まで幅広くざっくばらんに話すので、言語以外の部分でもとても勉強になっています。また、この時間は先生から日本語について質問攻めに合うのですが、私は普段文化紹介中心の授業をしているので、日本語の教え方を試行錯誤するのも新鮮で楽しいです。
派遣期間も残りわずかとなりましたが、最後まで学ぶ姿勢を忘れず活動したいと思います。