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音楽は国境を超える

Selamat pagi! こんにちは!
マレーシア9期・クチン派遣中の山本佳奈です。今回は、学校外での活動について紹介したいと思います。

私の趣味は、ずばり「音楽」です!マレーシア滞在中の私の目標の一つは、「音楽を通じた現地の方々との交流」でした。自前のトランペットもはるばる海を越えてマレーシアへやってきました。インターネットやFacebookで音楽団体を探し、連絡をしたところ、なんと「練習に参加してもいい」という返信が!ドキドキしながらも行ってみると、とてもあたたかく迎え入れてくださいました。

吹奏楽団の練習風景

クチンでは日本人が珍しく、みんな興味津々!「日本のどこから来たの?」「日本は暑い?」「物価は高いの?」といったメジャーな質問から、「何歳から吹いているの?」「どんな楽器を使っているの?」「音楽の学校はあるの?」「誰がトランペットを教えてくれたの?」といった音楽家ならではの質問まで。私は小学校から大学まで部活動で音楽を続けてきたので、日本の部活動文化を伝えるいい機会にもなりました。反対に、私はマレーシアの音楽事情を知ることができて、とても興味深かったです。

練習中、指揮者は英語とマレー語を混ぜて話します。私はまだマレー語が堪能ではないので大苦戦……さらに、クチンにはBahasa Sarawak(サラワク語)が存在するので、3言語が織り交ざっています。指示が分からないこともありますが、周りのメンバーがやさしくフォローしてくれるのでとても助かっています。練習中は言語交換の場でもあります。「○○は日本語でなんて言うの?」「○○はマレー語でなんて言うの?」と、お互いに学びあっています。私自身、楽団に参加したことで、メンバーとマレー語で話したいという気持ちが芽生え、マレー語学習に対するモチベーションが上がり、語学力の向上にも役立っていると感じます!

5月中旬に行われた、オーケストラのコンサートにて

今は、オーケストラと吹奏楽団、二つの音楽団体に所属しています。学校外でのコミュニティに入り、共通の趣味を持つ友人ができたことで、楽しく充実した日々を送っています。まだまだクチンでの生活は始まったばかり。これから、もっともっと現地の方々と交流し、クチンの新たな一面を発掘していきたいなと思っています。

練習後のLepak*(hang out)!!

*日本語で「ぶらぶらして過ごす」という意味

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