こんにちは。タイ・バンコクに派遣されている安達智子です。
タイの学校は毎日と言っていいほど大小様々な活動があります。私の派遣先校では、全員参加の大きな活動が朝7時30分からの全校朝礼で始まり、活動が終わるまで授業はありません。それ以外の活動は全校朝礼内、又は別の時間で参加者のみで行われますが、参加する生徒は授業を免除されます。この参加型の活動のある・なしは前日に連絡があればいい方で、当日知ることもしばしば。今回はそんな活動の1つを紹介します。
8月初旬に行われた「ASEAN DAY」のメインプログラムの後に、先生対抗の「ソムタム作り競争」がありました。
ソムタムとは青パパイヤのスライスにトマト、干しエビ、ピーナッツなどを混ぜ、ナンプラー、ニンニク、唐辛子などで味付けしたサラダのようなお料理です。
「ソムタム作り競争」では、理科の先生、数学の先生、社会の先生、体育の先生……が各3名1組でソムタムを作ります。我々外国語チームは、タイ人、中国人、そして日本人の国際色豊かなメンバーで参戦!
M4(高校1年生)とM5(高校2年生)の生徒たちも応援に来てくれました。
ずらっと準備された食材と調味料
よーいドン!で準備された食材と調味料を取りに行き、制限時間内に味の違うソムタムを2種類作らなければなりません。タイ人の先生の「パパイヤ、スライスして!」「唐辛子つぶして!」「はい!交代!」などの的確な指導のもと、抜群のチームワークで作っていきます(自画自賛)。
スパイスをすり潰すソムタムクロック
青パパイヤはピーラーのようなものでスライスするのですが、青パパイヤは固くて手強く、唐辛子やニンニクなどのスパイスはソムタムクロック(「すり鉢」のようなもの)で潰していると唐辛子が目に沁みてきます……。そこにタイ人の先生がナンプラーや他の調味料を加えていき、さらに潰して絶妙に味を調整して完成です。
抜群のチームワークです
教頭先生方、来賓の方々が各チームの作ったソムタムを食べて審査します。ドキドキ、ハラハラの時間でした。
結果は……3位でした!!
ソムタム作り初体験。なんだかハマってしまいそうな楽しい活動でした。参加させていただき、ありがとうございました。