みなさん、こんにちは。ベトナム10期のキヨです。
今回は、私が現地の日本語教師のアシスタントとして、授業のときにどんな活動(こと)をしているかについて紹介します。
通常授業のときの私の主な活動は、
◎机間巡回
◎教科書などの音読
◎生徒との実践練習
などです。
◎机間巡回
これは文字通り、先生が授業の準備のためPCやプロジェクターの準備をしている間や、「〇〇を書いてください」と生徒に指示したとき、宿題や教科書などを出しているかなど、いろいろな生徒の行動を見ています。
机間を巡回する様子
◎教科書の音読や板書
先生にお願いされたとき、会話文を読んだり、新しい言葉や漢字を板書したります。
アオザイを着て板書する様子
ベトナムの中学生は6年生から9年生までで、入学式は9月。6年生は、あ行〜た行の学習が先日終わったところです。教員経験のない私にとって黒板に大きく文字を書くのは簡単ではありません。それに、日常生活では意識していない「ハネ」や「止め」、書き順も時々焦ることも……。
実際に板書した様子。バランスよく綺麗に書くのが難しい!
◎生徒との実践練習
これは活動を数週間しているうちに気付き、今は積極的に行っていることです。授業の中で、2人1組やグループ活動をする際、どうしても人数が足りないことがあります。その時に活動が円滑に進むよう、隣に座って一緒に活動をします。
生徒:「けしゴムは、机の中にありますか?」
私: 「いいえ、ありません」
生徒:「けしゴムは、机の上にありますか?」
私: 「いいえ、ありません」
生徒:「う〜ん……(考える様子)」
私: 「(心の中でガンバレ!を連呼!)」
生徒:「けしゴムはペンケースの中にありますか?」
私: 「はい、あります!!」
ホッとした様子で笑顔が溢れる瞬間でした。
今回は、通常授業のとき、私がどんな活動をしているかについて紹介しました。
学校生活や地域での暮らしにも少しずつ慣れてきて、よく行くお弁当屋さんのお母さんが、私が何も言わなくても、私の顔を見ると笑顔で好きなお漬物を入れてくれるようになりました。
現地の方々との交流や、美味しい食べ物を毎日食べられるのも日本語パートナーズの活動の魅力の一つだと日々感じています。