サワディーカー!こんにちは!タイ・バンコクのNavamindarajudis Kurungtepmahamakhon (ナワミンダラジュディス クルンテープマハナコン学校)に派遣されている安達です。
今回はタイの学校の制服についてお話します。
タイは中高一貫教育で6年間通います。制服にはいくつか種類があって、曜日によって違うものを着て来ます。日本のように学校で着替えるという習慣はありません。私の派遣先校の場合は5種類あります。
まず1つ目は基本の制服です。男子生徒は白いブラウスに紺の膝丈の半ズボンです。女子生徒は中学生の場合は白いブラウスの襟がセーラーになっていてリボンタイをし、裾は紺のプリーツスカートの外に出します。高校生になると白の開襟シャツになり、裾はスカートに入れベルトをします。
高校生の女子生徒の制服
2つ目は体操服です。体育の授業がある時に着て来ます。クラスごとに時間割が異なるため、日によってこのクラスは体操服で、他のクラスは制服……という事もあります。私の派遣先校は黄色の体操服ですが、学校によってはピンクや緑もあるようです。
黄色の体操服
3つ目は、毎週水曜日のスポーツデーの服です(スポーツをするわけではありません)。緑・青・黄・ピンク・オレンジの5色あり、他学年と連帯感が生まれるように各学年でクラスごとにカラーが指定されます。6組以上ある学年はカラーがだぶってしまいますが、そこはマイペンライ(気にしない)。
5色のクラスカラーのスポーツシャツ
4つ目は伝統的な服装です。公式な学校行事で着ます。ピシっときまってかっこいいのですが、生地がぶ厚くてしっかりしているので、着ている生徒たちは暑くてたまらないようです。
白の伝統的な服装……実は暑い!
5つ目はスカウトの制服です。中学生は週に1回スカウトの時間があります。ボーイスカウトは写真のようにベージュのみですが、ガールスカウトはベージュの他に濃い緑とブルーがあり、活動内容によって色が異なります、高校生になるとスカウトはありませんが、兵役の一つである軍事教科を履修する男子生徒は濃いカーキ色の服が加わります。
ボーイスカウト・ガールスカウト
いかがでしょうか。このようにタイの生徒は曜日や授業によって服装を細かく指定されています。よく間違えずに着て来るなあと感心します。
実は先生たちも同様に曜日によって服装が決められているんです。それはまた機会があればご紹介しますね。