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現地の日本語の先生が10日間日本へ……日本語パートナーズの出番です!

みなさま、こんにちは。
マレーシア・ジョホール州に派遣中の津島杏奈です。
先月、現地の日本語の先生(CP先生)が、日本で開催されるソーラン節の大会の引率のため日本へ行き、10日間学校を空けることになりました。
その期間学校に残った私は、計12コマの日本語の授業を担当することになりました。
本来であれば自習になってしまう時間を有効に使えるということでCP先生はとても感謝してくれ、日本語パートナーズとして役に立てる嬉しさの反面、事前に打ち合わせたとはいえCP先生に気軽に相談できない環境で授業をまわすことにドキドキしていました。

CP先生の渡航前に一緒に授業計画を立て、不安なところはしっかりと確認をして授業に望みます。
私は日本語教師ではないため、授業を進めることはできず、復習や文化紹介をメインに扱うことになりました。
授業の初めに、
「今日から10日間はCP先生がいなくて少しドキドキしていますが、みんなが支えてくれると嬉しいです!」
と伝えたところ、生徒たちは本当にたくさん支えてくれました。
クラスが少しうるさくなったら、
「しーーっ!しずかにしてくださ〜い!」
と私が何も言わないうちに自分たちで注意しあってくれました。
授業内の指示も私の拙い英語がメインで、分かりにくいところもあったと思いますが、一生懸命耳を傾けてくれて、逐一リアクションをくれて、とても授業が進めやすかったです。

漢字の復習のための背中に文字を書く伝言ゲームは大盛り上がり!(2年生)

そして、この機会に1〜3年生(日本の中学1〜3年生)のクラスでは団子作り、4年生(日本の高校1年生)のクラスでは扇子作りをすることにしました。
やはり文化体験は楽しいようで、友達とわいわいしながら熱心に取り組んでいる姿が沢山見られました。
団子作りの前の授業で、
「宿題を出した人だけ団子作りができます!」
と伝えた2年生のクラスでは、宿題の量が多かったにも関わらず、見事、宿題全員提出を達成しました!(笑)

みんな形作りにこだわっていて、可愛くてユニークな団子が沢山できました!(3年生)

団子が完成して嬉しそうな生徒たち(2年生)
あんこやみたらしといっしょに食べました!

「家でも作りたいです!」と授業後にレシピをノートに書き写していました(1年生)

黙々とオリジナルの扇子を作っている様子(4年生)

CP先生がいない不安もありましたが、生徒たちに支えられながら、普段の授業ではなかなか扱えないような時間のかかる文化紹介も扱うことができ、有意義な時間を過ごせてよかったです。

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