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未来に残るよさこいチームとかけがえのない思い出

みなさま、こんにちは。
マレーシア・ジョホール州に派遣中の津島杏奈です。
私の派遣先校は、ペナンで行われるよさこいパレードに参加しました。

派遣先校にはよさこいのチームが今までなく、今回が初めての結成でした。 現地の日本語の先生から、「よさこいチームを作りたいけど、私自身もあまり知らないのでどうすればいいのか分からない」と伝えられ、私がいる機会に!と新チームが始動したのです。
生徒たちは「よさこいって何?」という状態からのスタートでしたが、11日間毎日の2部練習(夕方と夜。夜は深夜12時まで及ぶ日も……!)を通して、振りを覚え、小道具を揃え、フォーメーションを調整し、チームの絆を深めて本番へ臨みました。

使用する旗は自分たちでペイントし、作成しました

会場であるペナンは学校からバスで片道約12時間です!(休憩込み)
木曜の夜に出発して、日曜の深夜に帰ってくるという長旅でした。
私の派遣先校は全寮制で、土日もめったに外出できない生徒たちは終始大興奮!
よさこいパレード前日はみんなでペナン観光も楽しみました。

観光地であるペナン・ヒルにて生徒たちと

そしてよさこい本番!
ストリート→ステージ→ストリートと3回連続でよさこいを踊ります。
弾けるような笑顔と、大きな掛け声がとても素敵な最高のパフォーマンスでした!
終わった後、達成感に溢れた満面の笑みで円陣を組む生徒たちを見て、私たちのベストパフォーマンスができてよかったと感じました。

ストリートパフォーマンスの様子

ステージ発表のフィナーレ

今回のよさこい指導での私の目標は、『来年以降も残るチームの土台を作ること』でした。
大会後、来年に向けてすぐさま新しい作戦を練り始めていたり、ふとした時によさこいの歌を口ずさんでいたりと、よさこいを気に入ってくれた生徒の姿を見て、目標は達成できたと嬉しく思いました。

そして、生徒たちとの大切な思い出がまた一つ増えました。
帰りのバスでは生徒たちから手紙やケーキ、ペナンのお土産のプレゼントをいただいたのですが、手紙に書かれた寄せ書きを見た時には思わず号泣……(笑)
私を励まそうと掛けてくれた愛に溢れる言葉もとても心に沁みました。
日々の練習、そしてペナンへの旅を通して生徒との絆が深まり、一緒に青春の1ページを刻めたことを幸せに思います。

よさこいのチーム
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