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現地の暮らしを楽しもう!~インドネシアのお家訪問

こんにちは!東ジャワ州シドアルジョ派遣の石川葉子です。
私の任地は、シドアルジョから少し離れたKrian(クリアン)です。ここには、モールも素敵なレストランもありませんが、私のあふれる好奇心を満たしてくれる現地の暮らしと人とのつながりがあります。
先日、学校の先生のお母様の命日に呼んでいただきました。家族が亡くなった日に家族や親戚で集まり、お祈りを捧げ、一緒にご飯を食べます(Selametan)。
先生の家に行くと、近所の子どもたちも寄ってきて、みんなで楽しく遊びました。言葉はあまり通じませんが、そこはGapapa(気にしない)。

近所の子どもたちに遊んでもらいました

家はモスクの隣にあって、私が「モスクに行ってアザーンを聞きたい!見てみたい!」というと、子どもたちが連れて行ってくれ、アザーンを唱えてくれました。初めて目の前でアザーンを唱える姿を見て、その声の美しさと信仰心に、とても感動しました。

子どもたちのアザーン

そのあとは、親戚の皆さんと食事の準備を一緒にしました。食事の準備は女性だけでします。手作りのSoto Ayam(スパイスを多く使った鶏肉のスープ)とお土産用のNasi Kuning(米をウコンとココナッツミルクで炊いたもの)の準備です。

みんなで食事の準備

男性は地面に敷いたカーペットの上でお祈り。お祈りが終わると、みんなで食事です。Soto Ayamには、卵が二種類はいっています。産まれる前に鶏の中にある卵と産まれた後の卵です。産まれる前の卵は少し硬めで濃厚な感じです。手作りのSoto Ayamもサンバル(辛味調味料)もとても美味しかったです。Soto Ayam用のサンバルはレモンが入っていて、とても爽やかです。このレシピは覚えて帰りたいな~と思っています。

絶品!Soto Ayam

私は、ムスリムの文化やインドネシアの現地の暮らしを体験したいと思っていたので、この町でたくさんの知り合いができて、家族のように心配してくれたり、喜んでくれたり、「またおいで~、一緒にごはん食べよう~」と言ってもらえることに心から感謝です。そしてこの出逢いをこれからもずっと大切にしていきたいと思います。

みんな一緒にfoto foto
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