大家好!皆さん、こんにちは!台湾台南に派遣中の山田もと子です。私の派遣先の善化区は、台南駅から台湾鉄路で約20分のところにある町です。
今回はそんな善化の面白いマーケットをご紹介!着任してすぐの頃、大家さんに善化のおすすめスポットを教えてもらおうとすると、大家さんはクスクス笑いながら、「善化牛墟には行った?とにかくなんでも売っているから、行ってみたら?面白いよ!」と言うのでした。なぜクスクス笑っているのかが気になり、早速調べてみると……そのマーケットは毎月2・5・8のつく日に開かれます。ちょうど次の休みが開催日だったので、私はバスに乗って出かけてみました。
いつもは乗客の少ないバスも開催日には人でいっぱい。これは期待ができます!バスを降りると、人!バイク!人!車!!会場までの道からもう大混雑!そして会場までの道の両側には、商品を並べて売っている人がずらり。農産物、古着、リサイクル食器や鍋、椅子、工具等々……この道ですでに「なんでも売っている」の意味がわかりました。
この椅子いいな……木工家具屋さん
中古から新品まで~品揃え豊富な工具屋さん
枕や笠などのお店
なんとか会場に着くと、そこには農産物や加工食品はもちろん、ジーンズ屋さん、ズボン屋さん(どちらもミシンがあってすぐ裾上げOK)、金魚屋さん、映画で観たようなカンフーしながら万能軟膏を売る人、ハチミツ専門店、そして飲食店もありました。善化といえば牛肉ということで、台南名物の牛肉湯(新鮮な牛肉を熱々のスープに入れる料理)の店には行列ができていました。
行列の牛肉湯
さて、牛肉湯の話がでたところで、このマーケットがなぜ善化牛墟とよばれているのかですが、牛墟とは牛の取引所のことで、台湾最大級の取引所がかつてここにありました。現在では、ありとあらゆるものが揃った活気あるマーケットに変化しています。
大家さんのクスクス笑いの意味がわかり、善化のパワーを感じた休日でした。