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インドネシア JFの日本映画に乾杯!

Selamat Siang! みなさん、こんにちは。インドネシア・ボゴールに派遣されている大岩です。

ASEAN各地の中学・高校等で日本語授業の補助・文化紹介をする私たちNP(日本語パートナーズ)の活動母体となっているJF(国際交流基金)には、もう一つ重要な仕事があります。それは、さまざまな日本文化を世界に発信することです。
その一つに、日本の映画があります。JFでは、2023年の夏から秋にかけて、「ミニシアター」に焦点をあてたオンライン企画を実施し、12本の作品を配信しました。

JFF+ INDEPENDENT CINEMA 2023

そして今回、私の派遣されている高校でその中の一本の映画『光を追いかけて』を皆で一緒に見るという特別上映会を、初めて実施することとなりました。

映画上映会のポスター

高校では、日本語クラブの生徒が手作りでポスターを作り、募集をかけ、飾り付けをして当日を迎えました。日本語クラブの生徒だけでなく多くの生徒が集まり、上映会は大成功。映画を食い入るように真剣に見て、共に笑い、ときにしんみり、涙するシーンもありました。

画面を見つめる生徒

笑みがこぼれる

テーマ的には、日本の過疎、学校問題、いじめ、不登校、恋愛模様など難しい内容もありましたが、インドネシアの高校生たちは十分理解してくれたようです。

11月の初めには、JF主催の日本映画祭JFF(JAPANESE FILM FESTIVAL)がジャカルタの映画館で開かれ、こちらでは多くの新作を含む日本映画が上映されました。

JFF - JAPANESE FILM FESTIVAL INDONESIA

私は、派遣されているもうひとつの高校の日本語クラブのメンバー16名と一緒に、アニメ映画『金の国 水の国』を見に行きました。

ボゴールから電車でジャカルタへ

日本語クラブには、私以上にアニメや漫画に詳しい生徒がたくさんいます。上映後の感想は「絵がかわいい」「泣いちゃった」「面白かったけど、少し子どもっぽかったかな」などさまざま。

日本語クラブのメンバー

ボゴールからは、電車を使っての一日がかりの旅でしたが、高校生たちと一緒に映画を見て、昼ごはんを食べながら語り合い、充実した時間を過ごすことができました。
ボゴールに帰ると、大雨。雨の街・ボゴールは1月末頃まで本格的な雨季の季節に突入です。

Writer
インドネシア ボゴール
大岩 佐壽さん

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