Xin Chào(こんにちは)、ベトナム・フエ派遣の浜桐陽子です。
何年も前、SNSで目にしたカラフルなランタンいっぱいの写真がずっと気になっており、その地へ行ってみたいと思い続けていたら、見つけた!なんと私の派遣先であるフエに近いホイアンという街でした。ランタンワークショップのお店で、竹パーツを組み合わせて本体を作り、好きな柄の布を選んで貼ります。細かい点はスタッフが手を入れてくれるのでキレイなランタンが完成!ベトナムでの休日に、私の長年の夢が叶った!
念願のランタン作りを体験
夜はナイトマーケットに行って、ランタンを背景に写真を撮る夢を叶えなければ。はりきってアオザイを着て「カシャ!」。やったー、もうひとつの夢が叶った。夜のホイアンはランタンの光にあふれて幻想的。小舟にのって灯篭を流しながら祈ったのは「実りの多いベトナム派遣となりますように!」
夢のカラフルランタン撮影スポット
実はこのホイアンでは、400年前、日本の貿易商・荒木宗太郎とベトナム人のゴック姫のラブストーリーがあったのです。今年、日越外交関係樹立50周年記念イベントとして「アニオー姫」というオペラとなって上演され、漫画もネット上で公開されました。すっかりホイアンファンになった私は、この日本とベトナムをつなぐラブストーリーをなんとか授業のテーマにできないかと考え続けました。生徒は漫画がとても好きなので、漫画でストーリーを学び、グループでそれぞれの場面を演じてもらうことに。
真剣な打ち合わせと、リハーサル練習
荒れた海を航海する荒木宗太郎の朱印船
ハイバーチュン高校の12年生(高校3年生)は少しシャイなので、演じるのは恥ずかしいかなと心配しましたが、教室に行くと段ボールで作った船や小道具、海の背景や効果音まで準備してリハーサル練習中。前日に現地の日本語の先生が、生徒たちに授業教材をシェアして内容を伝えておいてくれたおかげです。
荒木宗太郎がゴック姫と結婚したいと王様にお願いするシーン
各グループの趣向をこらした演技に大感激!ベトナム人は少しシャイに見えるけど、ダンスや演じるパフォーマンス力はすごい!この授業の感動は絶対に忘れない!