大家好!皆さん、こんにちは!台湾の台南に派遣されていた山田もと子です。
今回も派遣先の台南市善化区からバスで行ける素敵な場所をご紹介しましょう!
ある日曜日……ぽっかりと予定なし。さてどうしよう?と地図アプリを見ていると……あれ?ここ近いな。ここからバスで行ける!という場所がありました。ずっと前からマークしていたその場所は……
台南山上花園水道博物館です!
さっそく地図アプリやバスアプリを駆使して計画をたてると、路線バスと観光シャトルバス山博行線を乗り継げば行けることがわかりました。この山博行線は、台南市の観光ルートを結ぶ6路線のひとつで、山側の博物館などに行くのに便利な路線です。
山博行線のバスに乗り換えると乗客は私だけ。運転手さんが「もし時間があるのなら、水道博物館で降りないで、そのまま終点の化石の博物館へ行くといいよ!」と提案してくれました。更に運転手さんは、山博行線の乗り放題チケットやその後のバスの時間も教えてくれました。
化石の博物館「台南左鎮化石園区」
「台南左鎮化石園区」は化石について学べる博物館ということで、たくさんの小学生がいました。
館内には、中国サイ早坂氏亜種(早坂サイ)の全身骨格の化石をはじめ、化石採集に一生を捧げた陳春木氏、台湾の化石研究に貢献した早坂一郎氏をはじめとする日本人学者の紹介コーナーなどがありました。
さて、バス停へ戻り同じ運転手さんのバスに乗車。乗客はまた私ひとり。水道博物館から派遣地の善化へ戻るバスの時間など色々と教えてもらっているうちに水道博物館へ到着しました。
赤レンガが美しい台南山上花園水道博物館
台南山上花園水道博物館は、2005年に国家指定古跡となった旧水道施設です。台南市政府による修復を終え、2019年に台南山上花園水道博物館となりました。
水がきれい。土管が水面に映っています
園内中央には濱野彌四郎氏の胸像があります。日本統治時代に日本から台湾へ赴き水道インフラに多大な貢献をしたウィリアム・K・バートン氏と、浜野弥四郎氏、八田與一氏は、「水道名人」としてその功績が紹介されています。
ウィリアム・K・バートン氏と、浜野弥四郎氏、八田與一氏
フォトスポットにもなっている急速濾過装置室
ゆったりとした時間を過ごし、またまた同じ運転手さんのバスで善化まで。乗客は……またまた私ひとりでした。謝謝!運転手さん。