こんにちは!タイのウィスッタランシー カンチャナブリー学校に派遣されていた、渡邉梓です。
今回のテーマは、「日本の高校生と交流」です。私は現職の教員なので、派遣期間中に、日本で私が所属している高校と派遣先校がなにか交流できたらいいなと思い、派遣先校の授業の様子を見計らいながら、以下のことに取り組みました。
(1)残暑見舞い・年賀状交換
M5(高校2年生)のクラスの文化紹介で、私が所属している高校の2年生宛てに残暑見舞いを書きました。残暑見舞いをなぜ書くのか、書き方を説明した後、手紙の宛先となる日本の高校生の写真を見せました。すると、タイの生徒は大騒ぎ。書く相手がわかると、よりみんな一生懸命になります。その後、日本から残暑見舞いの返事が来たので、今度はその相手に年賀状を書きました。残暑見舞いを出さなかったタイの生徒たちも、日本の高校生から返事が来ることがわかると、44人全員が年賀状を書きました!
M5文化紹介 残暑見舞いを書いています。みんな必死です!
M5文化紹介 残暑見舞いの返事がきました!この後、年賀状を書きました
(2)タイを日本に紹介しよう
M6(高校3年生)のクラスでは、文化の授業で行いました。
①自己紹介
②運動会
③学校
④セブンイレブン
以上のテーマに沿って日本とタイそれぞれで動画を作り、お互いの文化紹介をしました。日本の動画を見た後、ウィスッタランシー校では日本とタイの似ているところや違うところをまとめて、授業内で発表しました。また、動画を見てお互いに聞きたいことをまとめ、送り合っています。オンライン交流が定期的にできればいいのですが、授業時間や時差の関係で頻繁にはできません。しかし、自分たちが作った動画を日本の高校生が見てくれているだけでもうれしいようで、毎回力作揃いです!日本の生徒たちもこの交流をとても楽しんでいるようで、個人的に交流している生徒たちもいます。私の派遣期間後も、少しだけこの文化紹介交流が続いています。
M6文化紹介 学校紹介動画を作成中。タイの学生は動画作成がとても上手です!
M6文化紹介 日本の学校と一度だけオンライン交流ができました!
M6文化紹介 書いたクリスマスカードとともに
私がやりたかったことである「タイと日本の高校生をつなぐこと」は少しだけできたかな、と思います。この交流は私一人だけでなく、現地の日本語の先生や、日本の所属校の先生の協力がなければできません。周りの人たちに感謝です!