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日本語パートナーズに聞く! 仰天! 東南アジアのジンクス・おまじない

インドネシア、タイ

仰天! 東南アジアのジンクス・おまじない

画像「一度食べ始めたら、食べ終わるまで席を移動してはいけない。2回以上結婚することになる」(マレーシア)「トッケイが7回連続で鳴くといいことがある」(タイ)「虹を指さしてはいけない。指さすと指が切れる」(タイ)

これらは、東南アジアで活動している日本語パートナーズが、現地で集めたジンクスです。文化や風習が異なる東南アジアには、日本とは違ったジンクス・おまじないがあるようです。今回は東南アジアのジンクス・おまじないを紹介します!

マレーシア

人物写真

山口 慧さん (派遣先:マレーシア パハン州)

マレーシアのジンクス・おまじないは基本的に「Jangan(してはいけないもの)」ばかりです。 日本と似ているものでは、「夜に爪を切ってはいけない」がありました。日本では親の死に目に会えないと言いますが、マレーシアでは貧乏になるからだそうです。

また、「一度食べ始めたら、食べ終わるまで席を移動してはいけない。2回以上結婚することになる」というものもありました。

 インドネシア

人物写真   

山内 加寿子さん (派遣先:インドネシア ジャカルタ)

私のコス(学生・社会人向け単身住居)で「どんな迷信がある?」と聞いてみたところ…… 「黒い猫に出会うとよくないことがおこる前兆」「カラスが来ているあたりには亡くなった人がいる」など、日本と似ているのもありました。 それから、「食べている途中、間違って唇をかんだ時は、誰かがうわさしている」そうで、「日本では『くしゃみが出ると、誰かがうわさしている』んだよ」と笑いました。

「妊婦さんがかわいい子、かっこいい子に出会うと、かわいい子、かっこいい子が生まれる」って信じられているという話もありました。

面白かったのは、「どこかにぶつかったり、ちょっとしたけがの時、紙にアラビア文字を書いて水につけて飲むと痛みがなくなる」というもの。こんな風に、と書いてやってみせてくれました。

水を入れたマグカップにアラビア文字とインドネシア語を描いた紙をつけている写真
 アラビア文字の下に、その意味をインドネシア語で書いてくれました(通常、このおまじないはアラビア文字だけで行うとのこと)。

インドネシアの男の人は、大きな石で飾られた指輪をよくつけています。お金が増えますようにと緑の石を使ったり、いわゆるパワーストーンですね。でも本当はイスラム教の人はそんなことを信じて、つけていてはだめなんだそうです。厳格すぎることなく、おおらかなあたりがインドネシアなのかなあ。

 タイ

人物写真

繪野澤 采子さん (派遣先:タイ サコンナコン県)

タイは上座部仏教(じょうざぶぶっきょう)を信じる仏教国です。 先日、ひょんなことからタイ人の信仰心に触れました。 授業を終えてアパートへ帰ると、部屋の中で大きな蜂が飛んでいたのです。私がアシスタントしている日本語の先生に電話したところ、殺虫剤を持ってすぐに駆けつけてくれました。 蜂が壁にとまると、先生はひと呼吸置いて「コートーカー(ごめんなさい)」とつぶやき、蜂が動かなくなるまで、お経を唱え続けました。

人によって信仰の程度はさまざまですが、若い世代でも仏教の教えにのっとって生活をしていることに驚いたとともに、感動した出来事でした。

繪野澤さんと女性教員二人の写真
 日本語を教えているパイリン先生(右)とパム先生(中央)

 

人物写真

玉城 里奈さん (派遣先:タイ ブリーラム県)

東南アジアで見られる、トッケイ。ご存じですか? 別名オオヤモリとも呼ばれるそうですが、トッケイは体長25〜35cm、体は水色にオレンジ色の斑点。不気味です(笑)。

トッケイはあまり姿を現さない(と言われている)のですが、代わりに、名前の通り「トッケー! トッケー!」とものすごい大音量で鳴きます。

クロゼットの後ろから覗いているトッケイの写真
 現在同居中のトッケイ、大音量の鳴き声の持ち主

そんなトッケイにまつわる迷信に、「トッケイが7回連続で鳴くといいことがある」というのがあるそうです。それを聞いてから私は、トッケイの鳴き声を聞くと、何回鳴いているのか数えるようにしています。

私の部屋の中にも、いつからか大きなトッケイが1匹住みついています。いつもクロゼットと壁の間に隠れているのですが、鳴き出すと狭い隙間による音響効果が加わり、家中に響き渡り、耳をふさぎたくなるような大音量です。夜中に鳴かれると、驚いて目覚めてしまうこともしばしば。でも、毎回鳴き声の回数を数えてしまいます。7回鳴いた時には、「きっと明日はいいことがあるんだ!」と自分に言い聞かせています(笑)。

トッケイの写真

 部屋のトイレに毎晩現れたトッケイ

写真

 トッケイを素手で捕まえた男性の先生

 

人物写真

日野友香さん (派遣先:タイ プレー県)

タイでは新車を買うと必ずお寺に行って おはらいをしてもらいます。 お坊さんが運転席に座り、ハンドル部分に紅白の紐を掛け、 お経を唱えながら 車内の天井のところと、ハンドル部分にチョークのようなもので白い文字を書きます。 私の感覚だと「あああ!新車に書いちゃうの〜!?」 という感じなのですが、おかまいなしでどんどん書いていきます。

これであのスリリングなタイドライビングから守ってもらえるのなら 本当に大事な大事なイベントです……!

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 運転席に座りお経を唱えるお坊さん
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 ハンドルの部分には、このように紅白の紐が巻かれます
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 本当に、直接天井に書いています!

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 おはらいされた車内の様子(天井部分)

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 ハンドルもおはらいされました!

 

人物写真

髙橋 美都子さん (派遣先:タイ チョンブリ県)

「タイでは虹を指さしてはいけない。指さすと指が切れる」 「夜に家を掃除してはいけない、神様が怒って悪いことがおこる」 「外出する時トッケイが鳴いたら、悪いことがおこるので外出を控える」 などを聞きました。

虹が空にかかっている写真
タイでは、虹を見つけても指さしてはいけない

 

人物写真

掛川 幸子さん (派遣先:タイ ナコーンシータマラート県)

<私の仕入れたおまじない話>

先日、現地の日本語の先生の車に乗っている時のことです。 「これ、読めますか?」 先生が、前の車のリアバンパーの上部に書かれたタイ語を指さします。 「いいえ、読めません」と私。 先生はくすくす笑いながら、「『この車は紫です』と書いてあります」と教えてくれました。

でも、車は白。紫なのは文字の色……? 話を聞くと、風水の影響だと言います。占いで、色についてアドバイスを受けると、タイの人はこのように対応するのだとか。先生は白い車に「この車は黒です」と書いてあるのも見たことがあるそうです。車はすぐには買い替えられないことから、このように対応しているとのこと。交通安全は運転者の願い、ゲン担ぎもいろいろありますね。

<タイの美容院は水曜定休が多い。そのジンクスとは?>

タイの美容院は水曜日休みが多いです。 その理由は、「水曜日に髪を切ったり、爪を切ったりするのはよくない」という言い伝えがあるからだそうです。理由を聞いてみると、「昔からそう言われている」とのこと。日本では夜爪を切るのはよくないと子どものころ言われましたが、注意する親やそのまた親の時代は夜の照明が不十分だったからでしょう。タイの曜日はいろいろ不思議です。


風水の影響から車に文字を書くというのは、ユニークですね。確かに車を買い替えるのは大変なので、柔軟に対応できるところがすごいです! 「虹を指さすと、指が切れる」というタイのジンクスもかなり驚きです!

インドネシアの「アラビア文字で最初と書いた紙を水に浸し、その水を飲むとけがが治る」というおまじないは、子どもになじみ深いおまじないかもしれませんね。

ジンクスやおまじないは、言い伝えられたものが多く、真偽のほどはわかりません。しかし、その背景には、マナーやルール、健康を維持するための知恵など、安全でよい1日を過ごしたいという想いがあるように感じました。

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