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“七夕まつり”での学び

ウドンターニー県のサトリーラチヌティット女子校に派遣されている松本です。日本語学科は3年前からありますが、私が着任した今年、初めて七夕まつりを実施することになりました。日本語学科とフランス語学科の共同企画です。

生徒たち

先生の方針により、生徒の“やりたい!”を尊重し、何の屋台にするのか(屋台の作り方・予算の確認等)を、劇組、ダンス組に分かれて企画してもらいました。隣の学校「ウドンピタヤーコム高校」の七夕まつりを参考に、「ひらがなかるたゲーム」や「けん玉」を経験できるブースの設置や、その他にも映えを活かしたブースをいくつか作りました。

コスプレする生徒

短冊で使用する竹は生徒の自宅の庭から取ってきましたが、荷台に乗って竹を押さえて帰る姿は斬新で面白かったです。

竹を持って帰る様子

当日は浴衣・袴や巫女衣装の着付けをしましたが、思いのほか希望者が多く大変でした。先生や生徒、他校の生徒が楽しんでいるのを見て嬉しく思いました。

浴衣を着て撮影する先生方

改善点として、“コスプレOK”の周知が遅れたことや、来客数が多くご飯が足りない状況になったことが挙げられます。また、隣の高校を参考にして音楽ライブを企画したため、近隣の高校への周知が間に合わずお叱りの言葉を頂きました。企画に関して、何か出来ることは無いかスケジュールを確認しながら私自身も行動すべきだったと反省しましたが、来年に向けたイメージが出来たり、改善点が分かったと思います。

七夕まつりを通しての気付きは他にもありました。企画書を校長先生に提出する際、CP(カウンターパート)の先生はiPadで図面を描き、そこに吹き出しのような物を使って資料をスラスラと作られました。

企画書

私は前職では、表紙を作って沢山資料を刷るイメージがありましたが、先生のやり方は効率的で素晴らしいなと思いました。他の学科の先生方への協力要請や内容の説明なども、全体会議で話すのではなく個別で実際に足を運んで説明することで、想いが伝わるなと感じました。

最後に、iPadは学校によって使わないから不要、と言われていましたが、授業の幅が広がることと、技術力が身に着くので、個人的には持ってくるべきだったなと思います!

Writer
タイ ウドンターニー
松本 華捺さん

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